2週連続の現場へ。
今日は吉祥寺、久々に来たけれど、昔はよく知っていた地だったが、長いブランクを経た今は当時とだいぶ変わっていた。
当時は近鉄デパートがあった記憶があるその場所でのイベントだった。
到着はギリギリ。
それでも何とかメンバー見られる位置に入れた。
現場で見るのに今くらいの人気が程良い気がする。
昔48Gを見ていた時は規模が全然違っていたので、新曲リリースなどと言うと、整理券で朝からとか、それでも遠い位置とか、まぁ本当に頑張っていたと思う。
今日は、いや今日も上手。
前回は上手とセンターが見える位置だったが、今日は完全に上手だけ見える位置。
でも、それが今日の明暗を分けた気がする。
イベントスタート。
上手見える位置ということは、完全なあゆたんポジション。
もちろん他のメンバーも上手には来るが、6割程度はあゆたんといった感じ。
センターが見えた前回とは違う。
前回、あゆたんのパフォーマンスがそれほど際立って見えなくなった(他のメンバーが底上げされた)と書いたが、どうも見間違っていたようだ。
それは恐らく前回はあゆたんをあまり長く見ていなかっただけで、あとは初めての現場だったので全員を均等に見ようという思いもあったのかも知れない。
他のメンバーと比較をしてしまうと明らかだが、やはりあゆたんのダンスパフォーマンスはずば抜けているし、いや、決して難しいパフォーマンスをしている訳ではないのだが、あゆたんを基準に見てしまうと、他のメンバーのパフォーマンスは必然的にかすんで見えてしまう。
そして、笑顔のとっても可愛いあゆたん...
まずいなぁ...と思った。
それは...自分が...
パフォーマンスがずば抜けていて、とっても可愛い子。
パフォーマンスは普通で、それなりに可愛い子。
そして「DD路線はまさに自分にも、つりビットにも相応しいスタンス」と発言した前回の自分。
もう、後半はあゆたんのことしか考えられなくなっていた。
嗚呼...やっぱり始まってしまった...
禁断の単推しモード
いやいやいや...冷静になろう。
ライブステージが終わってから、一旦外に出た。
ここで握手会に出るべきか否か。
かつて現場に出られなくなった事由を考えてみると、お金も使わない、接触もないというスタンスから、握手会の領域に行くには相応の勇気がいる。
それなりに費用もかかるし、入ってしまうと抜け出せないこともわかっている。
しかも、想定していたDDモードならまだしも、単推しモードで行くとなると、相応の準備も必要である。
一旦頭を冷やしてから、再度現場に戻った。
それは握手会に参加するためではなく、1人あたりどのくらい話せるかという現場感を掴むため。
全員との握手会は自己紹介順となっていて、あゆたんが先頭。
あゆたんは最年少なのに最初の位置にいて、誰が来るかもわからない先頭で堂々としていた。
その姿を見届けて、今日のところは現場を後にした。
今日は握手会の参加も視野に入れつつ参加したイベントだったが、想定外の心変わりがあって、自分自身はかなり動揺した。
まさか、現場で自分の単推しモードに火が点くとは思っていなかったからである。
単推しで行くということは、全員との握手会に参加した方が良いのか、2ショットチェキで行くべきなのかという問題が出てくる。
さらにはその握手会なりの成果を最大化させる準備も必要となる。
気楽に行けるDDモードと、覚悟がかなり必要な単推しモードは、自分の中では明らかに違うスタンスなので、その状態で握手会に参加するのは時期尚早と結論付けた。
そして、もしかすると今の感情は単なる気迷いで、冷静になったらやっぱりDDモードでいいやとなるかも知れない。
実際のところ、火が点いてしまった自分にその選択があるとは到底思えないし、残念ながら現場で感じてしまったものは正解である可能性が極めて高い。
でも、本気の単推しモードに入ってしまう前に、最後引き返せる選択肢だけは残しておきたかった。
悶々とした1週間を経て、今度はライブのないリリースイベントが待ち受けている。
その時、自分はどのような選択をして、どのような行動を取っているのか。
それにしても...今日のあゆたんは最高に可愛かった。