つりビット「月曜フィッシング劇場2016~歌って踊って釣らNIGHT!!~」vol.4に足を運んだ。
今日は一昨日の事件の影響で特典会が自粛ということで、純粋なライブのみ。
もちろん「特典会がないとつまらない」という思いはあったが、劇場公演派の私としては全然OKであったし、前日に個握で十分楽しんでいるので、高速ハイタッチのないSKE48劇場公演だと思えばそんなものかという感じ。
おまけに前で見られるという部分もあるし、出席確認さえしてもらえたら的な?
とは言え、この措置が運営によるものなのか、会場によるものなのかはちょっと現段階ではわからないが、同じ秋葉原で歩行者天国が長いこと休止となっていたあの事件のように、ある程度時間が経てば解決する問題だとは思っている。
チェキとかサインは別として、公演の感想を気持ちが熱いうちに伝えたいという意味で握手会がないのはやはり残念ではあった。
本日は20番台で2列目上手側中央から2つ目の席に座った。
「上手に来て大丈夫ですか?」と周囲に心配されるwも、ここはセンターと上手2が両方見える場所なので意外と悪くなかったりする。
公演開始。
M01『裸足のマーメイド』今日はこの衣装(『踊ろよ、フィッシュ』のマーメイド衣装)で登場。

何というか、今日はいきなりさくちんが可愛かった。

ピンクが少し淡い色なのがそうさせているのか、もっと違う要因があるのか、よくわからなかったが、実のところステージのさくちんにこんなに釣られたのは初めてだった。
本当はずっと前からそれは願っていたことで、ステージのさくちんに思いっきり釣られてみたいと思っていた願いが不意に叶った感じ?
他の方の感想はどちらかというと別の部分にフォーカスされている感はあるが、私の感じたとりあえずの印象はそこよりも「あ、なんかよくわからないけど良い。可愛いからかな?」みたいな感じだった。
自己紹介後、本日のテーマは「マーメイドになりたくて」と発表された。
M02『踊ろよ、フィッシュ』
M03『ニガシタサカナハオオキイゾ』
M04『真夏の天体観測』そうそう、今日は赤単色の小ぶりなペンライトを初持参。
ペンライトを使って推しの応援をするなんて、たぶん4年ぶり。
あの時は緑とピンクの二本持ちだったなぁ...(遠い目)

一応ね、前日の個別握手会でちゃんあやに「明日はペンライト使って応援するから」とは伝えておいたけど、まぁ2列目だから言わなくてもすぐわかったとは思うけれど。
このあたりで、自分の前に来たなつが今日も可愛いなと思ったり。

最近定期公演のたびに髪型が可愛かったり、カバー曲が超アイドルしてたり、ステージ上の彼女の評価がとても高い。
昔、アストロホールでの彼女に何度か釣られたことがあったけれど、特別なステージで気持ちが入るとひときわ良く見える気がしている。
さて、ここでのMCの内容は人魚姫の話で足を取るか、言葉を取るかみたいな話。
捉えようによってはセンシティブな受け取られ方もしかねない題材かもと思って、ちょっと聞いていて冷や冷やはした。
こういう話の内容って大人チェックは入ってないのかなぁ...と感じたり。
さて、カバー曲コーナー。
M05『小麦色のマーメイド(松田聖子)』
M06『ムーンライトキッス』いやー、「マーメイドになりたくて」でそんな気はしたけれど、『蒼いフォトグラフ』で松田聖子のカードを出しているので今回はないかな?
だとしたら中山美穂の『人魚姫 mermaid』くらいしか思い当たらないけれど、あれって難曲だよなと思ったら、松田聖子が来た。
終わってみてさくちんが難しかったと言っていたので、恐らくは本当に難しかったのだろう。
今回はソロパートもありつつ、デュエットなどもあったので今までのパート割と違ったり。
個人的にこのカバー曲コーナーで思うことを書かせていただけるなら、もし自分がやるとしたら全員が全員なりの松田聖子になって歌唱するように指示を出すと思う。
守(しゅ)破(は)離(り)という言葉があるが、オリジナリティのあるカバーができるのは「離」のステータスであって、まずは「守」そして「破」を経ないと「離」には行かないかなと。
私なら守(しゅ)を最優先して、とにかく原曲を30回以上聴いてもらう。
そしてそこからそれを極力真似する形で歌ってもらう。
普通に聴いているとわからないかも知れないが、松田聖子の特に初期の頃の歌唱は、合唱で言うところの発音の基本、たとえば「カ行」「タ行」「ハ行」という発音をはっきりさせるところや、アナウンサーが気を付ける「ガ行」を「ンガ」と言うような発音の基本がきちんとできていてわかりやすい(と合唱に詳しい人に聞いたことがある)。
そういうところまできちんと模倣して、できる限り松田聖子そっくりに歌い上げる。
それができて初めてオリジナリティを求めて行くべきだと私は考えるのだ。
現状ではいきなり個々の技量の中で歌おうとしているので、原曲のイメージがあまりない楽曲になっているように私には聞こえるのだ。
彼女たちがシンガーとして何かを確立しているのであればその必要はない気がするけれど、現状ではその段階とは思えないので、きちんと手順を踏んでカバー曲を歌い上げて欲しいと思っている。
今やっているのはそこそこ歌える子たちのセミプロカラオケ大会のレベル。
私が求めているのは真剣なモノマネ大会。
両方とも「大会」と書いてしまってはいるが、同じ大会ならカラオケ大会よりモノマネ大会の方が良いと思っている。
そのモノマネ大会から殻を破って、本当のオリジナリティを目指して欲しいのである。
この定期公演がいつまで続くかわからないが、いつか「守」から「破」、「破」から「離」になったつりビットオリジナルのカバー曲を聴きたいと願っている。
M07『FISH ISLAND』
M08『おさかなソング』
M09『Go! Go!! Fishing』後半は盛り上がる曲がやって来たので、ちょっとBメロの声援を頑張ってみたり。
ホント、立ちの声援が距離の関係でほとんどステージに届かないので、前は前で頑張ってみたつもり。
M10『Chuしたい』
M11『WATER DRIVE』最後は2曲で締め。
今日は総じてメンバーが元気いっぱいだった印象。
前回は連戦かつ遠征の後だったので、そのあたりを割り引かないと評価が難しい印象であったが、今日は全開だった。
あとは、諸般の事情による特典会の自粛もあって、メンバーはこのステージですべてを見せるしかない。
そんな気持ちがメンバー意識の集中につながって、結果とても良いステージになったような気がする。
特典会のあり方が意図せず議論されつつある昨今ではあるが、個人的にはライブの感想を熱いまま伝えたいので握手会だけはあって欲しいと思っている。
そして、チェキ&サイン会にメンバーの負担がそこそこあって、それをなくせばステージのクオリティが上がるということなら、特典会は握手会だけというのもありな気もしている。
とにかく、今日は定期公演4回目にして、1回目のステージを超えた感触が得られたというのが私の感想である。
終わってみれば丁度1時間。
でも衣装のことあり、ステージのクオリティあり、メンバーの可愛さありで存分に楽しめた、釣り銭が出た公演だったと思う。
あと、特典会はなかったけれど、ちゃんあやのことは6割がたは見ていたつもり。

今日も存分に可愛かったし、マーメイド衣装も良かったけれど、やっぱり『Chuしたい』の衣装を含め、黄色い服を着たちゃんあやがとても可愛いんじゃないかと思っている。