
私が昔好きだったおニャン子クラブにも、チェキッ娘には前で歌うフロントメンバーが、AKB48グループには選抜や神7という制度があって、全員が均等に前で歌うということはほとんどない(あってもごく初期くらいである)。
これは「フロントメンバー」ないしは「選抜メンバー」をある程度固定することで、そのグループの顔として見ている側に定着させることを目的としているためである。
その意味で、この写真の2人、聞間彩と安藤咲桜はつりビットのフロントメンバーという要素が強い。
ちゃんあや(聞間彩)はつりビットのセンターではあるが、つりビットの知名度アップに貢献しているのはさくちん(安藤咲桜)だと言えよう。
私はちゃんあやがセンターだったから、在宅でもつりビットに興味を持ち続けられたところはある。
「あ、この子ならセンターを好きになれない病の自分でも好きになれるかも知れない」と思っていたので。
ただ、釣りセンターなるシステムがあることも知らなかった在宅の私が、あるタイミングで安藤咲桜センターの『Go! Go!! Fishing』のMVを見た時はとても新鮮で、「あ、この子のことも好きになれるかも知れない」と思ったことも覚えている(DD丸出し←)。
その意味で、私は見事にフロントメンバーに釣られてつりビットに来たということになる。
正確には入口は楽曲だったけれど、メンバーが可愛いと思わなければここまで好きにはなれなかったと私は思っている。
すべてのことには表と裏があって、そのバランスを考えるとプラスマイナスはゼロでバランスが取れていると言った人がいるが、つりビットもその通りで、ではこのフロントの2人がつりビットのすべてかと言うと違う。
握手会の対応とか、いわゆる見た目以外の部分ではあやさくよりもある面優れているメンバーがいる。
先日お話したみーちゃん(長谷川瑞)もそうだし、サブリーダーのなつ(竹内夏紀)も握手会の対応や頭の回転はかなり速い。
ここまで名前の挙がらなかったあゆたん(小西杏優)はどちらかというと両方のバランスが取れていて、ビジュアル要素もあれば対応の安心要素もあったりで、彼女独自のポジションを築き上げつつある。
実際のところ、つりビットに関わりはじめの段階ではあやさくのどちらかで、接触などを重ねて行くうちに気付くとみずなつあゆのファンになっていたという話はかなり多く聞く。
そのこと自体をメンバーがどう思っているかは置いておき、フロントメンバーが呼び込み役、その他のメンバーが惹き付け役だと考えるとするならば、これは素晴らしいチームワークだと言えよう。
私はそんな見立てをしているが、この見方については三者三様であり、皆さんが実際に5人を現場で見てみて、私の言うことに一理あると思っていただけるか、別の見立てがあるかは、是非感想を聞かせていただきたいところである。