つりビットAKIBAカルチャーズ劇場定期公演特別編「AKIBAフィッシングセンター 〜秋のリクエスト祭〜」に足を運んだ。
これはいわゆるAKB48グループでいうところのリクアワで、今回は1人1日3曲というルールで約12日間の投票結果により順位が決められた。
メンバーたちも順位を知らされていないという中で、モニターに表示される順位と楽曲を見て立ち位置に入って楽曲披露するというリアルな順位発表の中でのステージだった。
昼の部は『妄想フィッシング学園』、夜の部は『ウロコ雲とオリオン座』衣装で登場したメンバーたち。
昼の部は20位から11位、夜の部は10位から1位の順位発表と楽曲披露が行われた。
公演時間はそれぞれ1時間程度。
順位が気になるのでMCはいつもより短く、たまにサプライズ順位があったらやや長めといった感じ。
そして肝心の順位はこのようになった。
前半は『スタートダッシュ!』の18位に驚き、17位の『妄想フィッシング学園』に新曲来たかー、16位の『釣りパーティー』にあゆ曲がここかー、15位『Chuしたい』は最新曲だけどちょっと聞き飽きた感があったのかな、13位『ムーンライトキッス』の根強い人気、12位『渚でラテアート』は楽曲派好みが来てるという感じだった。
後半は10位『ニガシタサカナハオオキイゾ』で、11位の『おさかな形キャンディー』と17位の『妄想フィッシング学園』と合わせて長谷川瑞票が割れたのかなぁという印象。
9位の『真夏の天体観測』はなんとなく1位にはなれなさそうな気がしていたものの、5位くらいには入るだろうと思っていたのでちょっとした意外感。
7位の『釣り銭はいらねぇぜ』も表題曲ではあるが、そんなに人気だったんだ?という意外感。
6位の『バニラな空』は個人的には全リクエストに投票したので、その甲斐あって古い曲としては最高位。
5位の『ウロコ雲とオリオン座』は着てる衣装だけど1位ではなかったというオチ。
4位の『裸足のマーメイド』もバニラとともに全リクエスト投票した曲。
ここまでは多少のサプライズはあれど順当という感想だったが、ベスト3は意外過ぎる結果に。
みんな良い曲だとは思うけれど、では『Go!Go!!Fishing』や『FISH ISLAND』が圏外なのは一体何故なのか?とか、3曲投票で上位3曲だけが異質な曲となったのは相関関係が何かあるのではないか?などはあるが、こういうのは言い出すときりがないし、意外とガチにやるとこういう(あまり意図が見えない)結末になったりもするので、これ以上何かを言うつもりはないが、投票総数くらいは知りたかったし、シリアルコードがない以上、手持ちの端末が多かったり、それなりの工夫をすれば集中投票を仕掛けることもできたという点では、次回以降公平な投票が行えるような仕組みを考えていただきたいと願うところではある。
そういう部分は除いて、つりビットのパフォーマンスは20曲すべてにおいて安定していたし、ワンマンでも多少の休憩やファーストきすぽステージなどを挟みながらやれば、1ステージで20曲あるいはそれ以上の楽曲パフォーマンスはできるんじゃないかという気はしている。
今回のリクエスト祭はそういう意味もあったのではないかと思ったりはしている。
尚、私の話としては昼の部は3列目センターで鑑賞したが、なんだかあゆたんが気になったので夜の部は上手(あゆポジ)で鑑賞してみた。
『釣り銭はいらねぇぜ』『ウロコ雲とオリオン座』など自分が上手の住人だった頃の楽曲がランクインして、なんだかとても懐かしく感じた。
あんまり深い意味はなかったけれど、なんとなく自分のつりビットを応援してきた足跡を辿る旅を楽しめたような気がしている。
特典会は前半はパス。
握手会くらいはとも思っていたけれど、最近は本当になかなか来られないので、テンションが最初からかなり低かったという部分とか、順位が中途半端にわからない状態でメンバーと話をしてもなーみたいなこともあったので、見ているだけで終了。
今日はあまりチェキ欲も湧かなかったので、後半の特典会は握手会だけに行った。
なつさくとはひざだっこオールスターズの話とか。
ちゃんあやは珍しく送った手紙とその同封物について触れてくれた。
みーちゃんとは夜の部で上手にポジションを変えたこととか、みーちゃん楽曲でペンライトを青にしてくれたねーみたいなことを言ってくれた。
あゆたんとは上手側ちょっと懐かしかった的な話。
今日はリクアワだったので、セットリストのような流れがない分、各曲が分断されてしまうような部分は構造上仕方ない感じはあったし、それはAKB48やSKE48のリクアワでも同じことを感じたし、前半はそれと手探り感の中で進んでいった感じはあった。
後半は2列目でスピーカーの前だったので、必然的に盛り上がったし、前半に思ったことはほとんど感じずにとても楽しむことができた。
前述のとおり投票システムには改善の余地があるように個人的には思えるので、そのあたりを改善しつつ、次回は30曲に挑戦するとか、そういう試みも楽しみにしたいところである。