つりビットAKIBAカルチャーズ劇場定期公演に足を運んだ。
公演は計16日間(延べ17回)行われ、遅刻はあっても全通した定期公演も最終日。
つりビットメンバーたちが「最終公演」を強調するばかりだったので本当に最後なんだろう。
劇場公演派の私としてはとても残念ではあるが、その現実を受け止めるしかない。
●開演前
開演前に遠方からいらした方をご案内。
普段はAKB系にいらっしゃるとのことで、何となく通じる話とか、そうでなくて解説を入れたりとか。
自分自身もAKB系からの流れなので、その時わからなかった用語や文化の違いはよくわかる。
とりあえず開演前は少しだけ話をして入場。
4列目に座ることができた。安定のやや上手寄り。
少しだけ椅子が高い4列目はこの劇場では実は穴場だったり。
●開演
今回は曲始まりではなく、いきなりメンバーが登場。
本日披露される新曲『My Victory』の衣装で登場した。
M01『My Victory』
M02『妄想フィッシング学園』
M03『ニガシタサカナハオオキイゾ』『My Victory』はMVが公開されている。
これではあまりにも先生が目立ちすぎて全然曲が入ってこないので、ダンスバージョンがこちら。
実は、曲が入ってこない症状があったので、ダンスバージョンも1回しか見ずに、あまり期待せずにライブを見たら、全然印象が違った。
有り体に言えば「凄く良かった」という感想。
これがつりビットのライブの実力だ、と言うのは言い過ぎだろうか?
少なくとも私はライブ会場で曲の印象がガラリと変わってしまったので、その意味ではMVのプロモーション要素がイマイチとも言えるかも知れない。
そしてみーちゃんセンターの曲2連発。
この定期公演で覚えたペンラントを青にしてみーちゃんの応援をした。
自己紹介はこのタイミングの自己紹介で変則的に行われた。
本日の公演テーマは「2017年は勝ちに行くよ!」。
M04『これが私の生きる道』(PUFFY/竹内夏紀&小西杏優)
M05『負けないガッツ~いつか世界を釣り上げます~』
M06『サバイバルドリーム』最後のカバー曲はPUFFY。
まぁ知ってる曲だけど、1998年の発売。
18年前だからみーちゃんが生まれた頃のお話ですか…
ミキシングのせいか、なつの声がはっきり聞こえたのに、あゆたんの声がちょっと小さく調整されていて、そこが残念だった。
そして、『My Victory』のオマージュ曲と言えるだろう『負けないガッツ』
終演後のモニターに当時の劇場での同曲が流れていて懐かしかった(というか、現場出る前だから見てないやつ)。
からの『サバイバルドリーム』とか、なかなかに盛り上がる曲を持ってくるセットリスト。
M07『ムーンライトキッス』
M08『キメキメクリスマス』そして今日唯一と言えるバラードを入れてから、季節ものの『キメキメクリスマス』
最終公演でこういう隠れた名曲を入れてくるあたりも、つりビットならでは。
M09『ウロコ雲とオリオン座』
M10『Chuしたい』最後は冬らしい曲でということで紹介されたので、次はバニラか?と思ったら一気に夏曲に!
何というか、最後にふさわしい盛り上がり曲で会場はヒートアップ。
M11『裸足のマーメイド』そしてオーラスはまたもや季節無視の超盛り上がり曲でフィニッシュ。
後方でもあまりやってないあやちゃんコールを何度か入れてしまうとか。
いやいや、最後だったから言いたいことがあったのです←
そして、重大発表第二弾ということで、4月5日のセカンドアルバムの発売が発表された。
かすかながら期待していた定期公演の大ドンテン返し継続発表はなかった。
アルバム発売。
「だから『My Victory』が配信だったのか!」とか「定期公演が終わってもリリイベがあるから辛うじて生きていける」とか、まま色々な思いを持ちつつ、定期公演ロスを代償機制しようと必死に頭を切り替えようとしている自分がいた。
同時に公式にもリリイベの予定が5回分アップされた。
久々のリリイベがすでに楽しみである。
●アンコール不発
最終公演なのでアンコールはあってよかった気がしたが、ファンの声に関わらず、それは行われなかった。
今回はテレビで有名になった「釣った魚にエサをやれ」コールのみ(連呼)というイレギュラーな形になってしまったので、何やら意味が分かっていない観客が反応しなかった部分はあったが、もしこれが全員参加型アンコールになった時にそれでもアンコールはしなかったのかなぁ…と思ったり。
ま、特典会のことを考えれば仕方ない部分はあるけど、最後にマナテンを聴きたかった思いはあるよね。
●特典会
今回は何やら超変則的だった。
最初に2ショットチェキ。
その途中で全員握手会(1回目)。
その後、あゆたん退場で全員握手会(2回目以降)
その後、ロビーにて2ショットチェキとサイン会という流れ。
カルチャーズゾーンの非常階段に並ぶとか初めてだった。
握手会の順番も変則的だった。
あゆ→なつ→さく→あや→みずき
握手会1回目は新衣装とかリボンとかの話をメインに。
2回目は今年最後のつりビットなのでということで年内最後のご挨拶を。
結局あゆたんとは1回目で年内最後になってしまったなーとか。
あゆたんには「またツインテールやって」みたいな話をしたかなー。
なつとは来年の勝負の年についての気合入れ的な?
さくちんはこの日いつもより可愛さ3割増しだった(けどそういうことはさくちんには不思議と言えない私)。
ちゃんあやもみーちゃんも良い意味でいつも通りだったかな。
列に並んでいる時には、遠方の方や久しぶりにお話しする方などと楽しく談笑。
久しぶりの方とは春先に5人でイベント後に飲みに行ったことがあったけれど、私たち以外の3人は来なくなっちゃいましたよね~みたいな話。
思い出してみると、常連さん以外でなかなか通い続けられてる方って少ないよなぁと。
ま、自分もすっかり省エネモードだけれど、省エネモードになって通い続けることの難しさも感じていたりはする。
(自分にはできるけれど、他の方には難しいかもしれないなーという意味で)
チェキはちゃんあやから。
「お久しぶりですね」と言われる。
「そうそう、定期公演だけだから生誕以来だよね~」みたいな話。
例によってポーズ考えてないネタで引き伸ばしながら楽しく撮影。
そして、アイドルらしい可愛い笑顔で見送ってくれる。
そしてみーちゃんともチェキ。
何となくねー、節目ではやっぱりみーちゃんと撮りたいというか。
今年は推しが変わってしまったり、それ以外も含めていろいろなわだかまりがあった(と脳内で勝手に思っている)ので、何となく感謝の意味を込めて。
ポーズは今までたぶんやったことないオオカミポーズで。
「あ、これやったことなかったね~」みたいなみーちゃんとの自然な会話が懐かしい。
サインも二人からもらうつもりだったけど、諸事情あってちゃんあやのみと。
ただ、並んでる時にみーちゃんと何となくやり取りができたので、ま、そこで回収した感じ。
ちゃんあやとも今年の感謝を述べて、また来年もよろしく的な会話で本日の特典会はすべて終了となった。
●定期公演を終えて
AKB系の劇場公演派だった私にとって、旧SKE48劇場に似た作りのAKIBAカルチャーズ劇場で見ることができたつりビットの定期公演は、私が大好きなリリイベのライブを超える最高のものだった。
定期公演がなくなる代わりにリリイベが発表されたので、定期公演ロスは何とかしのげそうな予感はある。
でも、やはり私としては「劇場で10曲強を披露する」ということに重きを置いて欲しかったという思いはある。
集客が難しくて続けられないのなら、劇場のグレードを落としてでもやって欲しかったし、そこまでしなかったということは、あくまでも「経験値としてここでやりたかった」ということなのかも知れない。
ということで、終わったことをああだこうだ言うのはこのくらいにして、来年のつりビットの活動に期待したいと思う。
メンバーも言っていたがまずは2月のワンマンライブを成功させること。
それをステップにアルバムの売り上げを上げること。
それによってつりビットの楽曲をより多くの人に聞いてもらうこと。
今の運営から聞こえてくる発言を総合すると、それがつりビットのスタンスでありスタイルなのだと個人的には感じている。
その中で、来年の自分がどこまでそこに関わることができるのか、と言ったところだろうか。
今年を振り返ったりするのはまた別の機会とさせていただき、今回のエントリーはこのあたりで終了としたい。
定期公演は本当に楽しかった。
不定期でも良いので、またワンマンのつりビットの劇場公演を見てみたいと願っている。
