名古屋リリイベ遠征。
とにかく私はこの日をとても楽しみにしていた。
理由は前にも少し書いたことがあるが、私の名古屋でのアイドルの思い出をガラリと塗り替えるために名古屋に行きたいと思ったのだ。
もちろんその対象となっているSKE48のことは楽しくて大切な思い出であるから、自分の中でそっとしまっておくこともできた。
でも、私の中ではどうしてもつりビットを一番にしたかったので、自分なりの頭の中の整理をそのようにすることとした。
なので、これは場所としては「名古屋」の地でなくてはならなかったし、アイドルは「つりビット」でなくてはならなかったし、推しの主役は「みーちゃん」でないといけなかった。
私なりのつりビット応援のファーストステージは、こんなわがままで締めくくらせていただくことにしたのである。
みーちゃん出演のTBSラジオを聞いてから、4:30の出発で青春18きっぷの旅。
SKE48ではいつも時間を買って新幹線で移動をしていたが、楽しての応援じゃなくて苦労しての応援をしてみたかったのだ。
栄まで5駅だったあの時と違って、矢場町まで74駅の旅。
新幹線からは見えない海や、一瞬で通り過ぎてしまう浜名湖をゆっくり見ながらの旅。
もう、自分の中ではすでに昔のことは3年も経ってるのだし、整理がついてないことなんてないんだけど、今回の旅は道中も楽しみたかった。
なので、昔のことはほとんど思い出さなかったし、記憶は大脳新皮質にあるつりビットの新しい記憶がほとんどを占めている状態。
だから、この行きの旅程の中で、今回は楽しむためだけの旅になることが約束された。
矢場町からPARCOへ。
ステージは地面で、狭く、やはり東京とは違う感じだったが、逆に言うとメンバーがかつてないほど近く、むしろ彼女たちより背の高い男性陣からは目線が同じというより、見下ろす感じになった。
でも、上手最前で楽しくパフォーマンスを鑑賞させていただいた。
セットリストは
『釣り銭はいらねぇぜ』
『Go!Go!!Fishing』
『裸足のマーメイド』
『レモン海岸』
『真夏の天体観測』
上手位置だとだいたい来るメンバーはパターンがあるんだけど、今日からは全員握手会にも必ず参加することにしたので、みーちゃん以外のパフォーマンスもきちんと見ないとと思って、メンバーが近くにいながら、最前だから曲がりなりにも盛り上げ役もやらないととか、いろいろ気を遣う忙しいステージ鑑賞だった。
今回から必須にすることとした全員握手会。
自分なりに「推しに偏らずにメンバーが相応に語れないといけない」という問題意識とか、みーちゃんともチェキだけで話し足りないことがあるのでそのような方針に変更した。
一応ある程度ざっくりは考えてきたのだけど、いきなり順番が逆順とかで混乱しながらもスタート。
なっちゃん
「東京から来ましたー」と言ったら「知ってますよ〜」と言われる
マーメイドの「おいで好きよ」のところが好きだと言ったら、ステージでそこ私のこと見てました?と突っ込まれる
あーMVって言い忘れた…
さくちん
体調復活してからパフォーマンスが良くなってきた的な話
ちゃんあや
『裸足のマーメイド』のMVがとても可愛く映ってる話
みーちゃん
開口一番、手紙が届いたって話をみーちゃんからしてもらえた。
そこに「次は名古屋で」って書いてあったから…と。
さすがだなーみーちゃん!ってまた思っちゃった。
努力が報われる喜びっていうのはきっとこういうことを言うのだと思う。
今日はこれで終了でも良いくらい幸せな気持ちになった。
そんな心遣いをしてくれたみーちゃんに感謝。
あゆたん
SKEに良く来てたことと、自分がパフォーマンス重視だからって話。
「私踊れてますか?」って聞かれたので「踊れてるよ」っていうような話。
話すこと、やっぱりきちんと事前にまとめないとって思った。
でもやっぱりみーちゃんともしっかり話せる握手会は良いと思った。
2ショットチェキはもちろんみーちゃんと。
『裸足のマーメイド』のハートのやつでってお願いして、さあ撮ろうかってなったら、さすがに一般人も沢山見てる環境なので、「なんか恥ずかしいね」みたいな会話になった。
でも、そういうみーちゃんの会話のリズムみたいなのはとても好きなので、それはそれで良い時間が過ごせたなと思った。
サイン会ではその話の延長で、MV撮影でこの部分だけは毎回ハートを作ってたら採用されたみたいな話だった。
このMVはみんながある程度自由に撮影したものを編集したような作りなのかな?
だとしたら素材が全部欲しいです。別途買っても良いです(笑)
前半はギャラリーは結構多かったが、特典会参加者は東京の半分くらい?
なのでサクサク進むし、メンバーも休養十分なので、雰囲気も対応もかなり良い感じで、とても楽しかった。
名古屋に来て本当に良かったと思った。
あとスタッフの方にみーちゃんオンリーの人だと認知された模様。
後半の前に食事へ。
栄は本当に良く知った街で、地図なんかなしで地下道を歩けてしまう。
後半の会場はSKE48劇場のあるサンシャインサカエの真裏だったが、栄駅の8番出口は見たけれど足は向けなかった。
そして、よくお仲間さんと行ってた蕎麦屋に行ってみるも店が変わっていたので、オアシス21にある魚の定食屋にて遅いランチ。
あんまり地元でもここがダメだったらここみたいなレパートリーはないんだけど、栄にはそういうのが結構ある。
この間に後半の全員握手会のシナリオを下書き。
やっぱりそれがあっての握手会である。
後半の会場でもステージは上手から。
下手に行くのも迷ったんだけど、やっぱり上手かな。
今日発見したんだけど、つりビットのステージはセンターのゼロポジションから下手側に1と2のポジションがあって、上手側も1と2があって、上手には3もあった。
記憶にないので、今日からのような気もするし、前からあったような気もする。
ちなみにポジション間の距離は60cmで設定されていた。
セットリストは
『釣り銭はいらねぇぜ』
『Go!Go!!Fishing』
『FISH ISLAND』
『負けないガッツ』
『裸足のマーメイド』
なんかみーちゃんとこの距離で目が合うと、動揺して手拍子ズレちゃったりもしたけど、それもそれで楽しいステージだった。
前半同様、全員握手会で話すことを意識して見てた。
全員握手会。
今回はいつもの右からで。
あゆたん
あゆたんのパフォーマンスやっぱり最高って話。
これは前半の話の延長線上の話として。
それにプラス可愛い笑顔されると釣られないようにするのが大変っていうような話。
彼女のことはSKEの須田ちゃんに見えることが本当に多いから、逆に「でもいつか釣ってよ」って話を冗談半分、本気半分で言ってみた。
「みずきちゃん推しですよね?」ってまぁ普通に見てたらメンもわかるんだね。
それでも「いつか釣って欲しい」って、逆須田ちゃん状態でちょっと言葉遊びをしてしまった。
もちろん本気じゃないけど、推す寸前まで行ってたことがある子だからね。
なので、あと2年して高校生になったくらいに一度釣られてみようかなと思っている。(←ぉぃ)
みーちゃん
釣りセンター投票の話。
本人も驚いていたようだけれど、推しじゃないファンの期待票もあるからそれを大事にして頑張ってねと。
釣りセンター試験のイベントにも行くからねというような話。
ちゃんあや
カメラの前のちゃんあやは本当に表情が良いから、ステージでも客席をカメラだと思って見たら良いんじゃないかなーみたいな話。
ちょっと踏み込んじゃったかも知れないけれど、ちゃんあや本当にあのMVの表情が輝いててもったいないので、そんな話をしてしまった。
さくちん
昨日見た2年前のエコライフフェアの動画を見た感想を言ってみた。
あの時はシャキシャキ踊ってて、今はしなやかになったねって。
そうしたら「どっちが良いですか?」って聞かれたので、どっちもって答えた。
時間がない中だったのでそう答えるしかなかったのだけど、本当は個人的にはシャキシャキ踊ってるさくちんが好き。
なっちゃん
生誕に行くよって話。
推しにしか書かない手紙を生誕のために特別に書くからと約束。
そしたら凄く喜んでくれた。手紙はやっぱり好きみたい。
頑張って書かないといけないけど、推しと推し以外にはそういうスタンスの切り分けっていうのが良いような気がした。
全員握手会はそんな感じ。
でも何だかんだ濃い内容になってしまったり、ちょっと踏み込み過ぎて地雷になったような気がする事案もあるけれど、基本推しでないから手紙という記録の残る手段は使わずに空中戦でやる感じなので、これはこれで楽しんで行けるかもと思った。
16人とかだとこういう楽しみ方は負担だけど、全員でも5人だし、推しだけが好きとかじゃなくて、つりビットそのものが好きなので、セカンドステージではこういうチャネルも併用しながら楽しんで行きたいと思った。
そしてみーちゃんとのチェキでは真鯛の絵葉書を用意して撮影。
素直に喜んでもらえて良かった。
釣れるイメージが大切っていうことで。
サインでは名古屋とても楽しかったと伝えて今日は終了。
後半は随分端折って書いているみたいだけど、なんだろう、もうね、楽しいっていう状態が続くと言葉とかも要らなくなる感じで、自分の中では克明に記述する感じじゃなくなってるだけで、もちろん記憶の中では映像と音でいろいろなシーンをしっかり記憶している。
何度も書いているけれど、本当に来て良かった名古屋だった。
帰りの会には時間的に厳しかったけれど、帰り道は栄駅で『裸足のマーメイド』を口ずさみながら歩いて、もうあの8番出口には背中を向けたまま振り返らなかった。
こうして自分のアイドルヒストリーに「つりビット」というアイドルがきちんと刻印された。
今日はそんな新しいスタートの記念日になった。
昔のことは宣伝のために引き合いに出すことはあるけれど、主体的に思い出したりすることはなるべくしない。
だって、ここでしか味わえなかっただろう楽しい思い出がこの2か月間にたくさんできたから。
この思い出を上書くのはよっぽどのことがなかったら難しいだろうし、これからつりビットでもっともっと沢山の楽しい思い出が作り上げ、積み重ねられて行くはずだから。
みーちゃんもつりビットメンバーのみんなも本当にありがとう。
この感謝は必ず恩返しするので、待っていて下さい。
楽しかったことを何度も思い返しながら、今日は家に帰ります。