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つりビット『ウロコ雲とオリオン座』リリイベを10倍楽しむ方法~(1)戦略編~●具体的な戦術は?<ミニライブ>つりビットの現場に全く出たことがない人は、その雰囲気を掴むためにもミニライブに参加することをお勧めしたい。
通常は5曲あるので、何らか好きな曲が含まれていると思うし、新曲『ウロコ雲とオリオン座』も披露されるだろう。
特に10/31は新曲の新衣装(白)でのライブステージ+特典会となる。
パフォーマンスで見た要素は次に待っている全員握手会での話のネタにするのが王道であるし、特にメンバーはパフォーマンスのことを褒めてくれることが嬉しいようなので、そういう感想を言うためにもライブステージをきちんと見ることは重要である。
<参考サイト>私が自分なりにまとめたつりビットライブの鑑賞ガイドがあるので、ライブ中にどう振る舞ったら良いか不安な方はこちらで予習されると良いだろう。
シングル曲、カップリング曲、配信曲の予習はこちらをご活用いただければと思う。
また、各種特典会の簡単な解説はこちらも参考になると思う。
ちなみにAKB48グループでの現場経験があるようであればこちらが参考になるかも知れない。
以下は実践的な解説となる。
<全員握手会>全員握手会はつりビットの基本である。
ただ、ある意味で5人といつも話題を切らさずに話ができるというのはそれなりにハードルが高い。
なので、初心者・初級者のうちは「推しが決まるまで」くらいな感覚で参加するのが良いと思う。
私はたった1回の全員握手会でみーちゃん推しを決めてしまったが、みんながみんなそう簡単に決まるものでもないと思うので、各人のペースで参加していただきたい。
ただ、「握手会に参加する」ということ自体がハードルが高いと思っている人が多いことも事実。
実際、私もAKBで初めて5人とかの握手会に参加したことがあったが、その時は緊張したし、思っていたように話せないし、苦労したことがあったのでよくわかる。
しかし、握手会に失敗はない。
もし何も話せなくてもつりビットメンバーはそういうことにも慣れているし、初めての参加であれば「はじめまして~」と言えば何となく場は持つ。
所詮7~8秒程度のことである。
「近くで見るとさらに可愛いね」と言えば喜んでくれるだろうし、特に10/31は新衣装なので、衣装のことを褒めるなりするのはそんなに難しくないだろう。
あとはミニライブでの感想でも伝えられたら言うことなしだが、実際は時間も短いので初回は挨拶だけで時間は過ぎてしまうかも知れない。
そして、挨拶だけでは飽き足らない、もう1回行きたい!と思えば、もう1回行けば良いのだ。
全員握手会でループ(複数回行くこと)する人はつりビットでは多くないので(ただし10/31は全員握手会しかないのでループは多いと思われる)、それだけでも印象付けできる可能性はある。
そして、11/1の全員握手会にも行けば、「あ、昨日も来た人!」っていう印象にまで持って行くことができるだろう。
ただ、もちろんすべてが上手く行くとは限らない。
何も話せなくて、相手メンバーも話せないみたいなことはよくある話だが、私の経験上、そんなことは後からいくらでもリカバリーできる。
それよりも何よりも「メンバーの前にきちんと出て行くこと」が大事なのだ。
ただ、ある程度万全に取り組みたいのであれば、事前に誰に何を話すかというシナリオを用意しておくことをお勧めしている。
スマホのメモ帳に箇条書きで良いので書いておき、直前まで見直しておけば、頭の中が真っ白になることも防げるはずである。
そういったシナリオの用意をしながら、頭の中でシミュレーションができれば、握手会は全然怖くない。
何が怖いかというと、ネタ切れ、ネタ忘れつまり「沈黙」なので、シナリオ書きは、かなり役に立つはずである。
また、特にループを考えている場合は、回数より1回多い分のシナリオというかネタを用意しておくことも良い対策となるだろう。
何故なら、事前に考えていたことだけで時間が余ることがよくあるからだ。
握手会は時間を測ってはいるが、前にいる人の影響でその時間は前後することが頻繁にあり、剥がしに抵抗する人が前にいると握手の時間が想定以上に長くなることもあるのだ。
<2ショットチェキ>全員握手会をクリアできれば、あとはお目当てのメンバーとのやり取りとなる。
実際、自分はこの子!という推しが決まってしまえば、あとはその子に集中するだけで良い。
しかし、やっぱり個々に話してみないと決められないみたいなこともあると思う。
どちらのニーズであっても満たしてくれるのが2ショットチェキである。
気になる子が1人でも3人でも全員でも、とにかく個別に多少ゆっくり会話が楽しめるのが2ショットチェキである。
ただ、チェキ撮影の場合、「縦横どちらで撮るか」と「どんなポーズで撮るか」を決めたり、撮影だったりで、そんなに長時間話ができる訳でもない。
決めることが結構あるが、縦横もポーズも最初は「初めてだからわからないけど、どんなのが良いかな?」と聞いてみれば、メンバーが良いアドバイスをしてくれるので、最初はお任せコースで良いだろう。
そんなやり取りの中で、お気に入りのメンバーを見つけたり、決めたメンバーと二人だけの時間を楽しむのが2ショットチェキである。
もちろん、ポーズを凝ってみたり、面白いことをやったりするのもできる人は良いと思うが、これはどちらかというと中上級者向けなので、あくまでも初心者目線で言えば上記で十分と思う。
<3ショットチェキ>「2ショットがどうしても緊張して無理」という場合は3ショットチェキというアプローチがある。
言い換えればグループ交際みたいなイメージかも知れないが、2人だと緊張してしまうシーンでも3人ならば多少和むかも知れない、そんなイメージだろうか。
もちろん、2人好きなメンバーがいる場合に利用する手もあるが、一般には「1推し、2推しとの3ショットは会話が難しい」と言われることもあり、「推し」であるメインと「対応が良さそうな推し以外のメンバー」のサブとの3ショットをお勧めしたい。
サブとして誰が相応しいかは私からは言えないが、気遣いが上手なリーダー、何事もまとめるのが上手なサブリーダーあたりはきっとソツなくこなしてくれると思う。
もし、1推し、2推しがその2人となってしまった場合は・・・全員握手会での対応を見て決めると良い気はする。
<6ショットチェキ>2ショット、3ショットより値段は高いが、誰も選べない場合、あるいは2ショットも3ショットも難しいという場合は、メンバー全員との6ショットチェキという選択肢はある。
前までのリリイベではポーズを決められたが、今リリイベからはポーズは決められないことになったようだ。
ただ、それは逆に言えば「ただ撮るだけ」なので楽ではあると思う。
しかし、特定の推しを作る場合は、6ショットではほとんどメリットがないと思われるので、ここを使うのは「どうしても2ショット、3ショットが恥ずかしくて無理」な場合か、「全員推すか箱推し(両者はある意味では同義)」の場合に限ってのお勧めとなる。
値段も相応にするので、個人的には6ショットは中上級者か箱推しの人向けだと思ってはいる。
<サイン会>サイン会は「名前認知」の場所となる。
実際は後述する手紙やツイッターへのリプライを併用したりしないと、名前を覚えてもらうことは簡単ではないが、それでもメンバーの記憶の一部に名前を残すことはできる。
そして、メンバーは書きながら対応しないといけないので大変ではあるが、恐らく全員握手会、チェキ撮影よりも長い時間メンバーと過ごすことができ、多少ではあるが話をすることができる。
<個別握手会>個別握手会は30秒ある。
なのでテンポ良く話さないと取り残される全員握手会より時間は結構ある。
全員握手会でも事前のシナリオ書きをお勧めしたが、個別握手会ではむしろシナリオ書きは必須となるだろう。
推しが決まっていれば少なくとも3回は回りたいので、3回分+予備1回のシナリオが必要だし、ネタと予算があれば10回でもそれ以上でも回れるので、なおさらシナリオは必要である。
特に同じメンバーでぐるぐる回っていると、個別握手と個別握手の間に別の人がほとんど入らずにほぼ連チャン状態になってしまうことがあるからだ。
そして回数が増えると当然予定通り行かなくて、シナリオ変更を余儀なくされることもあるだろうし、握手会は生き物なので、回数が増えると何が起こるかわからない。
とにかくそのためにも初心者も、私のような中級者になりつつある人も、シナリオは多く用意して損はないのである。
私なら最初の回は挨拶から始まって、その後はメンバーにヒットしそうなネタを回して、最後は激励のメッセージが伝えられるようなシナリオを書くが、どんなシナリオにするかは皆さん次第である。
常識の範囲内であれば何を話しても良いとは思うが、総じてメンバーと楽しく会話ができるようにして、終わった後に良い印象が残せるようなアプローチが個人的には良いだろうと思っている。
次のエントリーでは上記の各特典会を円滑かつ効率化するための手紙(ファンレター)の書き方について書く予定にしている。
つりビット『ウロコ雲とオリオン座』リリイベを10倍楽しむ方法~(3)手紙(ファンレター)の書き方と活用法~ へ続く。