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つりビット(聞間彩/竹内夏紀/安藤咲桜/小西杏優/長谷川瑞)応援記録

旧つりビットを武道館公演まで見守るブログ(聞間彩/竹内夏紀/安藤咲桜/小西杏優/長谷川瑞)


感情とシンクロできたアイドル(SKE48大矢真那卒業スペシャル)

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感情とシンクロできたアイドル(SKE48大矢真那卒業スペシャル)



2017年9月24日(日)
 
SKE48の第1期メンバー大矢真那の卒業コンサートがあった。
 
正直なところ、私の時間は約1年前に劇場公演で本当に久しぶりに彼女を見に行った時で止まっていて、もう動き出すことはないと思っていた。
 
なので、実は彼女の卒業発表も後から聞いたし、卒業コンサートがあることも発表の後で知ったし、知ったところで会いに行くこともないと思っていた。
 
ただ、映画館でライブビューイングがあるということも発表になったので、それなら見届けに行こうか?
 
実際、そんな程度だった。
 
 
○真那ちゃんとの出会い
 
彼女のことはデビューした半年くらいした、丁度彼女が大学入学したタイミングに劇場公演で見て好きになった。
 
もっと正確に言えば、AKBでも柏木由紀をはじめとして好きなメンバーはいたけれど、「この子を応援したい!」と強く思ったのは初めてだった。
 
遠征組だったので平日に劇場に行くことはできなかったが、公演にはよく当たった。
 
チームS2nd「手をつなぎながら」公演から、KII「会いたかった」公演も含め、S3rd「制服の芽」公演の初日まで20連勝以上して公演を見に行けた。
  
 
劇場では初めてメンバーの名前を大声でコールするとか、AKBではやったことのない「推す」という楽しみ方を初めて味わった。
 
本気で応援するからには認知されたい。
 
そんな想いからたくさん手紙を書いた。
 
劇場公演を見てから3か月後、初めての握手会では名前認知された。
 
ループして3回の握手会を経て、最後のハイタッチでは「いつも手紙をありがとうございます」と言ってもらえた。
 
こんなに楽しい世界があったんだと思った。
 
そして、この子をもっと応援しようと思った。
 
 
但し、遠方からの応援は決して楽ではなく、一時期AKBに戻りそうになったこともあった。
 
でも、劇場に行って彼女を見たら「やっぱりここで彼女を応援しよう」と思えた。
 
握手会の機会は正直少なかったけれど、劇場公演で見せてくれる彼女のパフォーマンスが好きだった。
 
 
○選抜総選挙で大躍進
 
そうこうしているうちに、興味の全くなかったAKBの選抜総選挙で、速報32位に入るというサプライズがあった。
 
SKEでは完全に干されていたポジションだったので「あり得ない」と思ったものの、入ったからには選抜に入れて、日本中を驚かせてやりたいと思った。
 
もっと言えば「アイドルに真那ちゃんのような真っ直ぐな子がいても良いでしょう」ということを伝えたいと思って選挙戦を始めた。
 
CDを買うだけの財力を持ち合わせてなかったので、とにかく自分の持っていたメディアであるブログを使うしかなかった。
 
応援演説の文章を書いては投稿する日々だった。
 
毎日毎日、『ポニーテールとシュシュ』を聞きながら通勤し、彼女のためにどんな文章が書けるかだけを考える日々だった。
  
 
選挙の結果は24位だった。
 
外様のSKEメンバーが軒並み本店AKBの勢いに苦戦を強いられる中、後半戦だけでは21位(この時の選抜枠は21人だった)という追い上げを見せてのアンダーガールズ3位入りだった。
 
その結果を見届けるべく、発表会場の見切れ席をヤフオクで落として見に行った(当時は転売が禁止ではなかった)。
 
発表の瞬間は「まさな、おめでとう!」を何度も何度も叫んで祝福をした(たぶん下記動画に声が入っているはず)。
 

 
アンダーガールズの楽曲『涙のシーソーゲーム』のMVでは外人のプロデューサーがテレビデビューするアンダーガールズを見て涙をする構成だったが、まさにそのプロデューサーの気分で3位というポジションを後押しできたことを喜ぶことができた。
 
MVのCメロで彼女がセンターに現れたシーンを見た時の感動は今でもよく覚えている。
 
 
それからの彼女は一気に推されになった。
 
AKBの握手会でも枠が与えられ、東京でも会えるようになった。
 
個別握手会できちんと話せたかというと、正直話せないことも多かったけれど、普段から手紙だけは一生懸命書いていたので、握手会自体が上手く行かなくても、何の不安もなかった。
 
そんな日々が続いたものの、私自身の飽きっぽさが出てしまったのか、遠征欲も薄くなり、最後は劇場公演を見ても感じるものが少なくなり、一旦SKEを離れることになった。
 
その後はまたSKEに戻ったものの、別のチームやメンバーを応援したり、最後は研究生(正確には降格研究生)を推したりしながら、最後はSKEを離れることになってしまった。
 
2012年の5月のことだった。
 
 
○SKE48劇場で再会
 
その後、約3年の日々が経過し、どうしても応援したくなったアイドル(つりビット)がいて、私は再び現場に足を運ぶことになる。
 
しかし、2015年につりビットのリリイベで栄に行った時も、SKE48劇場には足を運ばなかった。
 
自分の中では終わった過去のこと。
 
そう思って新しくなった劇場には足を運ばなかった。
 
 
2016年の夏、SKEでは3人目の推しだった柴田阿弥の卒業が発表された。
 
真那ちゃんと同じく総選挙の速報で飛躍して、AKBの選抜にまでなった阿弥ちゃんの最後を見届けたくて、応募した劇場公演に遠方枠で当選した。
 
実に4年ぶりに改装されたSKE劇場に初めて足を運び、彼女に最後の挨拶をした。
 
そして、その後、真那ちゃんのことも見ておきたくて、数か月後の劇場公演にも足を運んだ。
 
ただ、自分の見たかったSKEがもうそこにはなくて、見送りで真那ちゃんに声をかけたけどもう認知も切れてる感じで、「もうここに忘れ物はなくて、すでに保管期間が過ぎてたんだ」ということを気付かされた。
 
なので、もう真那ちゃんのことは自分の中では「良い思い出」として、終わったことにすることにした。
 
 
○卒業コンサートを見に映画館へ
 
話はようやく最近のところに戻るが、本当はそれで終わりになっていたはずだった。
 
でも「映画館で見届けるくらいなら良いか」という気持ちもあって、ライブビューイングに行くことにした。
 
自分の中では『恋を語る詩人になれなくて』の「遠くから 気付かれず そっと 守ってあげたい」の心境。
 
会場に行ってまで見送るのはこのブランクだからちょっと違うし、ただ一方通行で見守るだけなら良いだろうと思ったのだ。
 
 
卒業コンサートは、その『恋を語る詩人になれなくて』から始まった。
 
このコンサートを見に行くと決めた時から、ずっと頭の中に流れていた曲。
 
オープニングでピアノで流れて来たその曲にハッとして、彼女の「みんなみんな、楽しんでいきましょう~」の声で始まった詩人。
 
もう、泣くしかなかった。
 

 
 
この映像には含まれていないが、アンダーガールズメドレーの最後で『涙のシーソーゲーム』になった時、そしてその曲中に彼女から「総選挙は楽しいと思ったことはなかったけれど、そのおかげで充実したSKE生活が送れました(うろ覚え)」という言葉が発せられた時、僕は号泣するしかなかった。
 

 
その他、笑いもたくさんあったけれど、とにかく忘れていた彼女の9年間のうちの中盤と終盤を一気に取り戻して、序盤のことを振り返られるコンサートだった。
 
 
○感情とシンクロできたアイドル「大矢真那」
 
彼女を応援していた頃は、毎晩のように待ち続けた「みんなみんな」とシンクロし、劇場公演では不安な気持ちや嬉しい気持ちともシンクロした。
 
そして、この卒業コンサートでも当時の彼女と自分、そしてコンサート会場の彼女とシンクロした。
 
僕は今もアイドルを追いかけているし、SKEでも真那ちゃん以外に3人のメンバーを推したけれど、そのメンバーの感情とここまでシンクロしたことはあまりなかったし、あそこまで熱くなれたアイドルは大矢真那しかいなかった。
 
そのことを、この卒業コンサートで気付いてしまった。
 
 
よくよく振り返ってみると、その後推したアイドルに求めたものは、真那ちゃんのような真っ直ぐさや誠実さであったり、パフォーマンスであったり、総選挙で大躍進するような隠れた素質だったり。
 
一方で彼女になかったものを求めたりする傾向もあるようで、SKEでもつりビットでも彼女と全く違うものを求めることもあった。
 
でも、それはすべてアイドル「大矢真那」が自分の中の大きな基準となっていて、彼女に似てるとか、似てないとか、そういう判定を無意識にしていたのだということに、ようやく気付くことができたのである。
 
このことに気付いた時は本当にそれが腑に落ちていたようで、何日経ってもその気付きに違和感は感じられなかった。
 
 
○最後にもう一度だけ会いに行きたい
 
自分がアイドルを今でも追いかけ続けている原点は彼女「大矢真那」にあると気付いた以上、彼女に最後会うべきだと思うようになった。
 
なので、そのような機会があれば必ず会いに行って、一言「ありがとう」を言いたいと考えている。
 
認知なんか切れていても良くて、とにかく「真那ちゃんに出会えて本当に良かった」という気持ちだけ直接伝えに行きたい。
 
今はそれだけを考えている。
 
恐らくそれをしないとこれから前に進めないし、このまま終わらせてしまうと答えのないものを追いかけ続けてしまうような気がしている。
 
 
まだこのストーリーは終わっていない。
 
なので、最後の最後まで彼女を推しとして応援できたらと、今は強く思っている。
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