4/1(金)開催「アイドルお宝くじpresents 桜満開!“俺たちのNo.1”決定戦!!」につりビット参戦決定!
こんなニュースが流れて来たのが、先週金曜日の深夜3:20(実質土曜日)のことだった。
情報解禁のタイミングがあったと思われるので、発表からチケットの先行販売締め切りまで45時間弱。
私はこの番組のことをあまり知らなかったが、投票が必要な番組ということは知っていたし、頑張れば行けそうだったのでとりあえずチケットはすぐに予約をした。
一応、番組については下記のWikiPediaが参考になるかも知れない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%8A%E5%AE%9D%E3%81%8F%E3%81%98今回は「勝ち残り形式ではない週」にあたるので、もしかすると勝者にはCM出演の機会などが与えられるのかも知れない。
そうこうしていると、土曜日にこんな動画が配信されて来た。
この手の動画プロモーションが行われるのはアストロワンマン以来と記憶している。
そして、日曜日はこんなメンバーからの拡散希望リレーが行われた
普段、緩い告知に慣れてしまっている私たちにとって、確かに今回の拡散希望祭りの唐突感は否めなかったかも知れない。
しかし、少なくともメンバーたちが(正確には運営も含めたつりビット陣営が)このイベントで得られる今までにない何かを渇望していることがわかったし、私自身はその気持ちに素直に応えたいと思った。
少なくとも「行けたら行く」と思っていたファンは、とりあえずチケットを手に入れようと思ったに違いない。
その意味で、つりビットに欠けているものの1つが、この拡散希望キャンペーンで呼び起こされたような気はしている。
今のつりビットに欠けているもの。
その1つはこういった「勝ちたい(1位を獲りたい)」という“意思”だと思っている。
正確にはそういった“意思”をきちんと自分の言葉でファンに伝えること。
有り体に言えば「熱い気持ちを発信すること」である。
そもそもこの番組で1位を獲れるか否かは、恐らくは純粋に動員数とかなり相関が強いと考えられる。
その意味では通常より力を入れたプロモーションになったのだとは思うが、事実として「今回はいつもと違って動員に力が入っているな」と感じたし、私は即行こうと思ったけれど、これによってやっぱり行こうと思ったファンが多かったのではないかと推測できる。
ただ、これは今回だけの劇薬で終わらせて良いかというと、それは違うと個人的には思う。
今週あるフィッシングショーだって、これからある対バンライブだって、動員をかけて、より多くの集客があることが次につながる。
フィッシングショーに凄い人が集まったら、来年は1時間のステージが用意されるかも知れないし、2日間ともステージがあるかも知れない。
対バンライブだって、動員が未知数だから先日のアイドルジェネレーションのように15分枠しかもらえなかったりするのだから、動員=集客を侮ってはいけない。
先日の15分の枠に対して不満を漏らすファンを多く見かけたが、実際、集まったファンはその枠に合った数しかいなかったのが現実である。
集められなかった陣営にも問題があるし、集まらなかった(あるいは美味しいイベントじゃないと集まらないという意識が強い)ファンの双方に問題があるのだと思う。
自戒を込めて言うけれど、たとえば2/28の対バンライブの値段を見て、他より高いからどうのこうのという文句を私自身ツイートしてしまったが、やっぱりそういう意識はいけないんだと思う。
その意味で、陣営やメンバーはどのイベントでも同じように全力で取り組む意思を示して欲しいし、それを受けるファンも感度高くその意向に乗って欲しいというのが個人的な願いではある。
つりビットメンバーたちの今年の目標は、1000人規模のライブハウスを満席にすること(満席とまでは言っていないかも知れないが、その規模の会場でワンマンライブを開催すること)。
もちろん、それができないと8000人規模の武道館など叶いっこないのだが、それ以前にワンマンライブに300~400人集められるつりビットが、リリイベや対バンライブにその半分程度か、それ以下しか動員できないという現実は重く受け止めなくてはならない。
実際、アイドルジェネレーションには15分枠しかもらえない程度の動員しかかけられていなかった。
私はライブ会場で前方を目指したが、本当にこのアイドルグループが武道館どころか、1000人規模のライブハウスを満席にできるのかと思うくらいの悔しい思いをした。
何が言いたいのかというと、常に目の前にあるステージやイベントに恐らくメンバーは全力を出していると私は信じているが、そこに向けた事前のプロモーションや事後のプロモーションがあまりにも弱いと感じるのだ。
プロモーションには事前と事後のそれがある。
事前のプロモーションというのはイベント前に「こんな凄いことがあるよ。だから来た方が絶対に良いよ」ということを伝えることで、事後のプロモーションというのは「こんなに楽しかったよ。来られなかった人は、次に絶対来てね」ということを伝えることだ。
実際は事前に8割、事後に2割程度力をかけるくらいの配分が良いと思うが、何より大切なのはいかに事前にイベントをプロモートすることができるかということだ。
究極的には「これは行っておかないと」と思わせることだけをひたすら発信すれば良いのだ。
それは「次回のセットリストでは新しい曲を披露します」でも良いし、「次回は久々に春らしい曲を披露します」とかでも良いし、「次回は特別衣装です」というのでももちろん良い。
今までも衣装については多少の発信があったかも知れないが、少なくともセットリストに関しての情報発信は「新しいことがあるのか、ないのかすら行かないとわからない」という曖昧なものよりは、少なくとも「(小さいことであっても)何か特別なことが確実にある」という情報発信の方が人は動くと思うのである。
その意味で言えば、今の情報発信のしかたは情報を隠し過ぎていると思うのだ。
「人は情報があり過ぎると動かない」「情報がないほど人は動く」と言われるが、あまりに情報が現場にしかないと、そもそも現場に行く気がしなくなってしまうというジレンマに陥ってしまう。
なので、チラ見せする程度の情報発信が丁度良いのである。
そして、そのチラ見せを上手にプロモートして、多少大げさにでも言い切ってしまうくらいの方が良いのだ。
つりビットの場合、ステージやイベントが外れるということは皆無なので、多少大げさに言って人を集めたところで、実際に行った人が「期待外れだった」となることは少ないのではないかと思う。
また、人を動かすには3倍くらい大きく言わないと伝わらない、動かないということがあるので、多少大げさに感じる程度の情報発信も必要だったりする。
そして、もっと重要なことは、これらのことをきちんと計画的、かつ安定的に実行して行くということである。
今回は情報解禁の問題があったので、実質45時間程度の時限があったからより短期間でのプロモーションを打ったことになったが、通常は少なくとも事前に1~2週間は時間的猶予があるはずである。
特につりビットの場合、平日には何もイベントがないことが多いので、平日はリプ返しだけでなく、週末のイベントのプロモーションをきちんとすべきだと思うのだ。
これは運営が事務的に発信することも重要ではあるが、やはりファンのついているメンバーに、メンバー自身の言葉で発信してもらうことが最も効果が高い。
当日にいきなり「来てね」と言われるより、週前半で「来てね」と言われている方が調整がしやすいはずである。
そうやってきちんと事前プロモーションをして、当日に「待ってるね」とやれば、今までよりは動きやすくなるはずである。
そしてイベントが終わったら「今日来られなかった人は次こそは絶対に来てね」と言えば次につながる。
運営も写真を上げたり上げなかったりするような不安定さではなく、毎回きちんとレポートを上げるくらいやっていただきたい。
私たちファンも頑張って発信はするけれど、所詮それは沢山の人がやるようになって意味をなすことであって、運営はマストの仕事として事前のプロモーションから、事後のプロモーションまできちんとやり遂げて欲しいと願うのである。
そういう計画性があって、その計画が中長期で武道館まで組まれていることが、この目標の実現には不可欠だと思うのである。