初のAKIBAカルチャーズ劇場へ。
ここはかつてLaOXのザ・コンピューター館があった建物。
今はAKIBAカルチャーズZONEとなっており、アニメイトなどが入っている。
劇場はその地下1階にある。
秋葉原で劇場と言えばAKB48劇場しかなかった自分にとっては、ここは初めて足を踏み入れる場所。
AKB48劇場を遠目に見ながら、その手前にあるAKIBAカルチャーズ劇場に入る。
チケットを交換し、しばらくすると開演前CD販売があり、20枚そこそこしか販売されなかったが、無事に特典券をゲット。
そして、この枚数だったのでほどなくして完売。
そうこうしているといろいろな顔見知りさんが集まって来た感じ。
入場順は両部とも40番前後。
第1部では上手2列目のポジション3のところに行く。
今日はここがあゆたんポジションだった。
公演開始。
<1部>
12:50~オープニングアクト:d-girls
13:00~オープニング
13:05~オトメブレイヴ
13:30~TPD DASH!!
14:00~つりビット
14:25~SiAM&POPTUNe
14:55~エンディング
15:00~物販・特典会
他のグループの感想は後ほど書くとして、つりビット関連の話を先に。
M01『ウロコ雲とオリオン座』
M02『おさかな形キャンディー』(初披露)
M03『ニガシタサカナハオオキイゾ』
M04『Go! Go!! Fishing』
M05『スタートダッシュ!』
オリオン座衣装で登場した5人。
先週の赤白の衣装も新鮮で良かったけれど、つりビットは白の衣装がある種の安心感を与えてくれる。
『おさかな形キャンディー』は事前の予告通り初披露。
みーちゃんのソロは初披露の緊張感はあったものの、彼女らしい歌声でこの曲の良さを最大限に引き出していた。
それ以外にも2人のパート(なつさく&あやあゆ)があったり、動きは曲なりの大人しいものなので、歌メインな感じが良かった。
握手会は全員と。
ここでは『おさかな形キャンディー』の初披露の感想が多かったかな。
何となく次は下手で見るよと一部のメンバーに伝えたり。
あまり休憩なく、第2部へ。
一応、一部メンバーに宣言した通り下手へ。
ポジション3なので1部とは真逆のなつポジション。
1部の時にあゆたんがこのポジションに多く行っていたので、下手作戦は成功。
<2部>
16:50~オープニングアクト:d-girls
17:00~オープニング
17:05~TPD DASH!!
17:30~オトメブレイヴ
18:00~SiAM&POPTUNe
18:25~つりビット
18:55~エンディング
19:00~物販・特典会
ちょっと頭が疲れてしまっていて、つりビットの出番までに若干疲労のため落ちたりもしたけれど、逆に言えばつりビットのところでコンディションを元に戻せた感じ?
M01『ひまなつり』
M02『おさかな形キャンディー』
M03『爆釣御礼』
M04『バニラな空』
M05『真夏の天体観測』
何というか、セットリストは1部終わった時点で2部にやりそうな曲がわかったような、そんな予想通りの楽しいセットリストだった。
特典会では率直な感想を。
このエントリーでも後述するが、ライブの盛り上がり方という点ではSiAM&POPTUNeの方がトリに相応しいステージだったと個人的には感じたし、会場の盛り上がり方なんかも上手だったかなぁと。
そんな感想言わなくてもという意見もあったと思うけれど、エールの気持ちも込めてそんなことを伝えてみた。
あんまりそういう感想は言わないようにして来たし、今後もあまり言わないと思うけれど、何となくせっかくトリを務めたのにある種の不完全燃焼みたいなものをステージ全体としては感じた(つりビットのワンマンだったら何も感じなかったとは思うが)ので、ちょっとそんな感想になった。
もちろんね、伝え方としては「客席側が負けてたから頑張らないといけないと思った」という伝え方しかしてはいないのだけれど、メンバーの反応はさまざまで、「自分たちがもっと頑張らないと」という反応をした察しの良いメンバーもいた。
諸事情により、今日は最後の挨拶前に現場を離脱した。
今日の感想をつりビット視点から。
前に「浄化」というキーワードが未来定番曲でつりビットを表す言葉として語られたことがあったと思うが、誤解を恐れずに言えば個人的にはそんなことを感じたつりビットではあった。
他のアイドルグループがダメで、つりビットが良いみたいな排他的なことを言うつもりは全くないけれど、好き嫌いだけで言えば、つりビットに100%染まってしまっているこの状態で、今日の他のグループの楽曲が好きになれるかと言えばそれは難しい話なので、その意味では楽曲やパフォーマンスや文化の違いをそれなりに感じてしまうので、いろいろ聴いてからのつりビットだと、やはり「浄化」という言葉が合うようなそんな感想だった。
もっと言えば、つりビットはあらゆる点でバランスが取れていることを再認識した。
楽曲はバリエーション豊富で、どちらかというと爽やかな曲が多い。
逆に言えば『サバイバルドリーム』のような「ライブで本格的に盛り上がる」楽曲は少なくて、そこそこ盛り上がる爽やかな曲が多い。
つりビットファンはそこが心地良くてここに居るような気もするが、ライブで本格的に盛り上がるという視点では物足りなさも感じなくはない。
今回は対バンということもあって、たまたま隣にいたSiAM&POPTUNeと比較できてそれがわかったということはある。
ただ、そこまで言っておいて何ではあるが、ではつりビットがSiAM&POPTUNeを目指せば良いのかというとまたそれも違う訳で、ただ、不足している要素は取り入れても良いのかなと、そんな風には思った。
よく考えてみれば、AKB48劇場のセットリストも、M01~M04、M05~09、M10~M12、M13、EC01~02というように役割分けがあって、全部が同じ曲調ではなく、メリハリがついている。
つりビット的な楽曲もあれば、SiAM&POPTUNe的な楽曲も含まれて公演のセットリストが成り立っている。
なので、つりビットも楽曲のバリエーション的にライブに向く本格的な盛り上がり曲があと数曲あっても良いなというのが感想である。
それと、個人的な心境の変化も少し。
今年に入ってあゆたん推しを公言して、あゆたんオンリーで、時に傾注のし過ぎも感じながら応援をして来たけれど、ここへ来て再び箱推しモードが再燃してきた気がしている。
理由はいくつかあって、今ある方の協力を得つつ、英語でのつりビット応援サイトを計画しているが、そのプロセスの中で私の視点から見たつりビットメンバーの良さを英文にするという機会があって、メンバーについてあらためて作文をしているうちに、そんな箱推しモードの自分が再び出てきたのだ。
これは自分の中では良い傾向だと思っていて、結局誰か一人に集中してしまうと、他のメンバーの重要な変化を見逃してしまったり、そんなこともあるし、誰か一人が良いとなると、何となく自分の中に排他傾向みたいなことも出てしまうので、10の力を10全部あゆたんにつぎ込むよりは、1ずつでも他のメンバーにかけながら、軸足をあゆたんに置いておくとか、そういうバランスが良いかなぁと今回は感じた。
そんな気持ちにさせてくれたのは、もしかするとAKB48時代に慣れ親しんだ「劇場公演」スタイルでつりビットを見たからかも知れない。
いつかここでつりビットのワンマンを見てみたいと思うのだが...
さて、ここからは他のグループについて書きたい。
ただ、つりビットオンリーな自分が、そこを中心に書いてしまうので、恐らく他のグループのファンの方が見ても?なことが多い気がするし、もしかすると気分を害されるかも知れないので、その点はご留意いただいてお読みいただくか、閲覧をここまでにしていただくかのどちらかが良いかも知れない。
オープニングアクトで出てきたd-girls。
あれ「E」じゃないの?みたいなベタな冗談はやめておき、写真では4人なのに6人出て来るとか。
1人だけ衣装が違っていて、研究生っぽい感じ?
わかりやすいとは思うけれど、始めて見る人にとって衣装が違うというのはバランスが悪いようにしか見えず、これは何とかならなかったのかと。
あとは、まだ成長段階ではあるのだと思うけれど、もう少し全体的に身体を絞った方が良いかと。
というよりは基礎を含めたダンスレッスンがもっと必要だろうなと。
そのあたりの不足は感じた。
あとはマイクは2人しか持たず、あとの4人はマイクなしでパフォーマンスだけ。
1人キャラの強い子がいて、ネタ的にはなっていたけれど、逆に言うとそれくらいでしか特徴を出せないという現実も感じた。
オトメブレイヴ
何の予習も復習もしてないけれど、ゲームのキャラクター的な要素が設定に含まれるグループか?
曲はある意味ではライブ向きとも言えるが、原則的には激しい曲ばかりという印象。
正直これでもかと洪水のように浴びせかけられる激しい曲にはちょっと閉口な感じではあった。
きっと楽しめる人には楽しめるのだろうけれど、こういうのはメリハリも必要だと思うし、激しい曲はダンスも激しくしていればそれなりに誤魔化せてしまうし、自分にはちょっとオーバーキャパだった。
そして、第2部ではこんなに激しい曲なのに頭が疲れて少し寝落ちしてしまった...
TPD DASH!!
私はTPD自体には全く縁がないのだが、さすがTPDの妹分だけあって、ダンスが上手い。
もちろん歌も上手い。
そしてステージへの目の配り方(ある意味では釣り方)もきちんと教育されている感。
ダンスの上手さというのは決して激しい曲を踊りこなすことではない。
セットリストにあった、割とスロー目な楽曲だったりで、しっかりと軸があるダンスができるかどうか。
むしろ止まった時にそのダンスの上手さがわかるみたいな、そんなクオリティを見せてくれた。
つりビットのダンスもきっとそういう要素を取り入れると違うのかなとも思うけれど、ダンスの要素をこれ以上突き詰めてしまうとバランスが崩れる気がするので、そこは留意しつつ取り組んで欲しい気はする。
私も個人的にはここまでのダンスをアイドルには求めていないし、彼女たちはアイドルユニットというよりはダンスユニットという認識であったりはする。
学齢的には全員中学生。
つりビットよりもさらに下の、あゆたん世代が多かった。
でも、彼女たちは年齢なりで、その意味ではあゆたんが大人っぽいことも再認識した感じだった。
SiAM&POPTUNe
彼女たちは年齢的には16歳~23歳という、ある意味では成熟された要素も含むアイドルグループである。
ダンスのスキルも総じて高く、楽曲もライブ向きのものを多く持っている。
特に第2部に持って来た楽曲群はライブとして神曲と言って良いようなものばかりだった。
私がよく言うつりビットの2年後は彼女たちのようなフィジカル的な充実感を土台にしたパフォーマンスができるアイドルグループと思っているので、赤坂BRITZでワンマンができてしまう彼女たちに学ぶところは多いと感じている。
そんな要素もあったのできっと行けばハマるんだろうなと思いつつも、つりビットに匹敵する「応援する理由」がないので、特に追いかけはしないけれど、またきっとどこかの対バンで会うことにはなる気はしている。
少なくとも、今回のグループで最もトリを務めるのに向いていたのはつりビットよりも彼女たちだっただろう。
あと、あえて言えば、曲中に「ん?もしかして被せが多い?」と思ったところも若干感じたが、私の聞き間違いもあるかも知れない。
今回つりビットは企画の主賓的な扱いだったようには思う。
動員から言えば客の半数近くがつりビットファンだったと思っているし、28日の対バンのようにどちらかというと挑戦者的なポジションではなく、今日は言葉悪く言えば格下のグループと並ぶみたいな王者に近い形のポジションでの参加だった気はしている。
ただ、それでも上記に書いたように1部の方ではトリを務めたSiAM&POPTUNeの方がいろいろな点で勝っていた部分も多かった気はするし、その点はつりビットに今後負けて欲しくないと思うところだったりはする。
もちろん、それに見合った応援も客席側にいる自分としてはしないといけないのだと思うけれど。
そんな反省も含みつつ、いろいろなものを吸収して、つりビットも、つりビットファンも前に進めたらと思った今回の対バンであった。