
昨日はつりビットの現場だけでなく、それ以前の現場デビューの体験談をお話したが、今日は現場デビューその後について書きたい。
つりビットの現場デビューは中野で果たしたが、あくまでライブを見ただけの話。
現場に出てみた感想はと言うと、ステージでのメンバーたちは動画で見たよりも成長していて(というかまともな動画が古いものしかなかったので)、「おぉ、つりビット生で見たよー」みたいな感じだった。
ただ、やっぱりステージでの印象は違った。
みーちゃんと呼ばれてるリーダー(長谷川瑞)が小さいながらも一生懸命踊っていて、動画を見てダンスに期待していたあゆたんこと小西杏優はその時のパフォーマンスはさほど刺さらなくて、センターのちゃんあや(聞間彩)とさくちん(安藤咲桜)はあまり踊れているように見えなくて、なっちゃん(竹内夏紀)は声援が凄い(たまたま『FISH ISLAND』がセトリに入っていた)というようなのが第一印象だった。
今思えば、これは長い物語の中のたったの1ページにしか過ぎない。
初回からあれもこれも見られないし、せめて誰が可愛かったくらいの印象しか残らないのが普通だと思われる。
2回目は翌週の吉祥寺タワレコでのリリイベに足を運んだが、この時の印象が結構違っていたことを思い出す。
この時はあゆたんデーだった。
後になると、この日が当たりの日だったということがわかるのだが、とにかく理由はわからないけれどあゆたんだけ動きが違っていた。
そして、この日は一気に彼女に惹かれてしまい、「ちょっと冷静になろう」と思って、ライブが終わったら外に出た記憶がある。
勢いで推しを決めていたとしたら、恐らくこの日私はあゆたん推しになっていたかも知れない。
しかし、私はこの時にあゆたん推しにはならなかった。
結論を言うとその後数週間悩んで、「中学生メンバーは推さない」という結論を出すに至った。
その決断をするのには紆余曲折があって、「つりビットが全員握手会を毎回行っているのは“箱で推せ”という意味なのか?」と考えたり、もっと言えば動画だけで見ていた段階では「あゆたんのパフォーマンスが良いし、ツインテール最強」と思っていたり、「ちゃんあやって可愛いよね。センター嫌いな自分もこの子なら推せそう」とかと思っていたりしたが、現場で見ると日によって当たり外れがあったり、自分の中では強烈にこの子が好き!みたいな強い気持ちを最初の段階では持てなかったので、「むしろ箱推しの方が良いのかな」と思ったりもしていたのだ。
ただ、アイドルを応援すること=特定の推しを作って一生懸命応援することという習慣が身についていたので、「誰か推そう」とだけは思っていた。
そして辿り着いたのがみーちゃん(長谷川瑞)だったのだ。
初めてつりビットの現場に足を運んで約1ヶ月。
「このまま悩んでいても仕方ないので、全員握手会に行ってみよう」と思ったのだ。
そして、行ってみた全員握手会。
正直なことを言うと「あゆたんと握手会をして、スムーズに行ったらあゆたん推しになろう」「場合によってはちゃんあや、さくちんもありだよね」くらいに思っていた。
その意味では自分がその1回の握手会でみーちゃん推しになるとは全く想像もしていなかった。
昔、SKE48で、推したいと思った子のいる全国握手会に行って、初めて握手をしたら、隣にいたメンバーとの握手があまりに良すぎて、結局その子に推し変してしまったことがあった。
推したいと思っていたメンバーは中学生、推し変することになったのは高校3年生。
推したいと思っていたつりビットメンバーのあゆたんもちゃんあやもさくちんも中学生、推すことになったみーちゃんは高校3年生。
「中学生メンバーとは会話が上手く行かない(ことが特に多い)」
自分にはSKE48の時のトラウマもあったのだと思う。
みーちゃんの包み込むような優しい対応に、私はあっさりと釣られてしまったのだ。
その後のみーちゃんの神対応はまた別に語るとして、私は事前に全く思ってもいなかったメンバーに惹かれてしまったのだ。
これは在宅だけの自分では絶対になかったことで、現場に出たからこそ発見することができた、そんなプレミア感の中でみーちゃん推しを決意して、つりビットと深く関わって行くことになる。
私は前回のエントリーで「在宅よりも現場の方が絶対に楽しいから、絶対に現場に出るべきだ」という話をした。
事実として、私は絶対に在宅だけでは推せると判断することができなかったメンバーの魅力を発見して、推すことにした。
それもそんな僅差ではなく、結構圧倒的な差でみーちゃん推しになった。
現場には本当に現場でしかわからないことがある。
みーちゃんの個別対応での良さは、実際に彼女と相対峙した人でしかその良さは絶対にわからない。
だから、在宅でつりビットを知って好きになったのなら、現場に出て、メンバーたちと接して欲しいのである。
上記を読むと「みーちゃんだけが絶対王者で、それ以外は伏兵」的に聞こえてしまうかも知れないが、単純に私とみーちゃんは波長が合ったというだけの話で、後述はする予定だが、つりビットメンバーは年齢に関わらず全員握手会の能力は高いと思っている。
だとすると、私とは違ったお宝を握手会で発見できるかも知れないし、むしろそうして欲しい気持ちは大きい。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」と踊る大捜査線の青島刑事が行ったセリフがあるが、アイドルの本当の姿は在宅ではなく現場でしか確認できないのである。
そして、その現場を知ったら、アイドルはこの上なく楽しいものになるはずである。
まずは現場でつりビットに会いに行くことをお勧めしたい。