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つりビット(聞間彩/竹内夏紀/安藤咲桜/小西杏優/長谷川瑞)応援記録

旧つりビットを武道館公演まで見守るブログ(聞間彩/竹内夏紀/安藤咲桜/小西杏優/長谷川瑞)


初めてのアイドル現場の手引書(昔のSKE48で経験したこととつりビットで経験したこと)

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初めてのアイドル現場の手引書(昔のSKE48で経験したこととつりビットで経験したこと)

●はじめに

私がアイドルを現場できちんと応援したのはAKB48グループ(実質的にはSKE48)が初めてだった。

もっとさかのぼれば、コンサートに行ったとかというレベルでは2000年のチェキッ娘とか、もっと前の自身初のアイドルコンサートだと高校生の時に酒井法子のコンサートに行った記憶はある。

ただ、その両方を経験した身にとって、「ライトに見てるだけ」と「きちんと応援する」の間には結構大きな隔たりがあって、その隔たりというのは超える前は「とんでもなく大きな谷」のように見えて、超えてみると「たいしたことがない」という経験則がある。

また、その両者の側での価値観の違いもあって、元々「ライトに応援」派だった私が、「ガッツリと応援」派になって変化した感覚などもあり、そういったことを書いてシェアすることは意味があるのかなと思って、このエントリーを書くことにした。

このエントリーでは最初にAKB48応援時代とSKE48応援時代のことを書くが、後半は今応援しているつりビットのことを書く。




その意味ではメジャーあるいは大手のアイドルから、地下アイドルまで網羅できる内容のような気はするが、とは言え数としては多くのグループを経験していないので、多少偏った内容にはなるかも知れない。

そして、あくまでも中級者以上ではなく、初心者向けに書くので、その点もご容赦いただければと思う。


●アイドルをライトに見てるだけだった時代のこと

AKB48劇場に足を踏み入れたのは2008年春のことだった。

アイドルが居る場所に行ったのはその時点で実に8年ぶり、前述の2000年チェキッ娘の解散コンサート以来だった。

初めて見たのはチームB公演。

柏木由紀が出ていたその公演で、何となく彼女のことが好きになった記憶はある。

当時、彼女がここまでの人気になることはまだあまり世間的にはわからなかったし、そもそもAKB48もブーム前だった頃の話である。

その後、AKB48はキングレコードへの移籍が決まり、時代は空前のAKB48ブームを迎えることになる。

そんな前夜あたりに私はAKB48というアイドルの世界に足を踏み入れていた。

ただ、私自身はアイドルに接触に行くということには大きな抵抗があったし、実際握手会にも行かなかったし、シングルCDもCD店で1枚買う程度の人だった。

そもそも何十枚も同じCDを買うという感覚が全く分からなかった。

しかし、握手会に全く行かなかったという訳ではなく、柏木由紀とか選抜メンバーにはミーハーな気持ちで握手はしてみたくて、その買った1枚のCDで全員握手会に行ったことはある。

でも、それよりは劇場公演を見る方がずっと楽しかったので、劇場公演には通っていた。


●ある転機

そんな私に転機が訪れたのは、劇場公演やコンサートなどで会う同じAKB48ファンの方、正確にはアイドルブログを書いていた私とブログ友達になったブロガーの方たちと会うようになって、その頃スタートしたばかりのSKE48に、誘われて名古屋遠征をしたことがきっかけだった。

当時のAKB48ではある種のマンネリ化を劇場公演で感じていて、誘われたのであれば一度この目で見てみようと思ったのが動機だった。

そして、まず劇場公演大好きだった私が、SKE48のチームSのパフォーマンスに圧倒され、「手をつなぎながら」のセットリストがとにかく「それまでに感じたことのないほどに楽し過ぎた」ということが、まず私がSKE48にはまるきっかけではあった。

ただ、それはあくまでも箱としてのSKE48を劇場公演という部分で楽しむだけであり、遠征というハードルはあったものの、まだあくまでもライトに見てるだけではあった。

何度かSKE48の公演を見ているうちに、あるメンバーのことが気になり始めて仕方なくなってしまった。

決して目立つことのないメンバーだったが、不器用ながら一生懸命話そうとする姿や、パフォーマンスではただでさえレベルの高いチームSの中でジャンプなどは特に大きくて、今までみたいな「あー、ゆきりん可愛いな」という感覚とは違う「この子を応援してあげたい」という、それまでに体験したことのない感覚になったのだ。

これは「衝動的」と言うには少し表現が違うのだが、「ただ見ていれば良い」だけだった「好き」という感覚とは違い、「この子を本気で応援したい!」という強い感覚だった。

それまでの私は「あー、ゆきりん可愛いな」を「推し」だと思っていたのだが、この時に沸き上がった「本気で応援したい」という気持ちがあって、かつ「好き」であることが「推し」なのだと気付いたのだ。


●「好き」と「推す」の違い

「好き」という感覚はまさに前述の通り、「あー、ゆきりん可愛いな」の言葉通り「ただ見ているだけ」で本当に良くて、「ライトに応援している」という言葉で片付けられる感覚である。

私自身を振り返っても、酒井法子もそうだったし、もっと前で言えばおニャン子クラブもそうだったし、その後の乙女塾もそうだし、チェキッ娘でも同じ感覚だった。

唯一、チェキッ娘の時だけは少しだけ握手会の機会はあったけれど、あくまでライトなファンだったので認知もなかったし、スタンスは「ライトに応援」でしかなかったと思う。

しかし、これが「推し」つまり「本格的に応援する」ということになって、いろいろなことが変わってしまう。

まず何が変わったかと言うと、劇場公演での自分が大きく変わった。

SKE48劇場ではAKB48劇場では一切したことがなかったメンバーコールを、しかも劇場全体に響くような大声でのコールを初めてした。

「した」というよりも「せずにいられなかった」という表現の方が正しいだろう。


ステージにいる推しに「自分が応援していること」を知らせたい

「他のメンバーよりもあなたの方が大切なんだよ」という気持ちを届けたい

何よりも「この声援でよりステージでの力を出して欲しい」


そんな気持ちの集合体がその全力での推しの名前の全力コールになったのだ。

AKB48劇場ではそのようなコールは一切したことがなかったし、その後もすることはなかった。

なので、私の中でSKE48劇場でしかしない、「推し」へのコールは特別なものだった。

それほどまでに「好き」と「推し」は明確に違うものと私は定義づけていたのだ。

当時のブログより…
この公演は私自身AKB48・SKE48を通じて初めての“単推し公演”とすることにした。
M4『チャイムはLOVE SONG』の2コーラス目のパートで名前をコールしてみる。
自分的にはやはり年甲斐もなくという意識が働いて「大声でコールをするなんて…」とずっと思っていたけれど、せっかく名古屋で大切な宝物を見つけたのに何もできずに帰りたくなかったので、思い切ってやってみた。
M9『チョコの行方』のイントロでも誰よりも早くコール。
この声が届いていたら、気分良くユニットを歌えたかなと思ってみたり(脳内)。
あとは最後のカーテンコールでもコール。
さすがに1度やってしまえば2度目、3度目はあっさりできるもの。
もちろん視界は狭かったけれど、出来る限り彼女を追いかけたし、この完全に干された入場順でできるベストは尽くしたと思う。
今思うと、きっとこの入場順は遠くにいる推しに向かって自分にコールをさせるため、そして再びこの劇場に自分を来させるための神様からのプレゼントだったのだろう。
公演は干された立ち観賞だったにも関わらず、自分の中では前にいる時と同じように盛り上がり、そしてとても楽しく過ごすことができた。
●その他の違い

上に書いたことは、あくまでも劇場公演での違いではあったが、違いはそれだけではなかった。

まず、真剣に手紙を書いた。

ここで言う手紙とはファンレターのことである。

それまでもゆきりん他AKB48メンバーに手紙を書いたことは少しはあったが、あくまでも「ライトに応援」なので「読まれたらラッキー」くらいの感覚だった。

書いた数も1通か2通程度、気が向いたら書く程度だった。


この「真剣に手紙」というのが違うのは、目的が「想いを伝える」ことであり、また「できれば応援している自分を知って欲しい」という「認知」であったので、手紙の枚数も多かったし、書く頻度も高かった。

恐らくこの時は週に1回はファンレターを書いていたと思う。

遠方からの応援という身でもあったので、手紙はとても貴重な想いの伝達手段だったのだ。


そして、ただ劇場で応援しているだけでは飽き足らず、「握手会に行きたい」と真剣に思うようになった。

「認知」されたいという気持ちになったのも推しができたからであったが、その延長線上で「直接話をしたい」と思うようになった。

こんな気持ちに自分がなるなんて、「ライトに応援」していた時代には全く想像できなかったが、状況が変われば考え方も180度変わるものである。

最初に推したメンバーは本当にできた子で、出会ってから2ヶ月後に握手会があって、それもメンバー16人全員と握手するというかなりハードルの高い握手会だったのだが、それまで2ヶ月間書き続けていた手紙のおかげで思いのほか初握手会が上手く行った。

当時のブログより…
早速順番が来て「いつも手紙で応援させていただいている東京の●●(本名)です」と言ったら「あ!○○(ハンドルネーム)さん?」と言われていきなり高まる!

(略)

最後に推しとの握手。
「選抜総選挙で10票入れるからね」というメッセージは手紙に託して、まずは手紙を手渡し。
予想通り喜んでくれたので嬉しかったのだか、直後に彼女の口から予想外な言葉が…
「いつも白い封筒に青いペンでお手紙を書いていただいて、本当にありがとうございます!」
作戦的中!感無量…
こんなことを言ってもらえるなんて想像もしていなかったので、もう何も言うことはありません。
本当にこの子は人間が出来ていて、こういう子を推すことができることが幸せなことなんだと素直に思った。
そして、あらためて彼女をもっともっと応援して行こうと決めたのだった。
握手会の最後に一言、これが今日の最終目標だったのだが、彼女のファンサイトを作ることを告げ、口頭でURLを伝えることができた。

(略)

最後の方にいた推しには、スタッフに剥がされながらも「また手紙書くからね!」と伝えると、「はい!ありがとうございます」と今日最高の笑顔で答えてくれた。
これが私にとっての初認知。

もちろん、ここまで上手く行くことは少なくとも今のAKB48グループでは難しいかも知れないけれど、研究生とか、地下アイドルの世界ではさほど難しい話ではないと思う。

ただ、その難易度が重要なのではなく、アイドルとファンとの関係は、この時の私と彼女の関係のようにお互いの努力によって構築されていくことが大事なのだと今でも思っている。


●同じCDを何枚も買う感覚

上記のブログでは、握手会に複数回行っていることがわかると思う。

正確には握手会3回と、公演に入ったので終了後のハイタッチがあって、上記では2回目の握手会を省略している(たいしたことが話せなかったので)。

「握手なんて1回で良いじゃん?だからCDも1枚しか買わないのが普通でしょ?」

恐らく一般人の感覚と、ライトに応援している感覚までは上記で同じだと思うが、「推し」ができると全くこの感覚が変わってしまう。

話すことに長けていて、たった1回、3~5秒程度の握手会ですべてが思い通りになる能力を持っていたら別かも知れないが、握手会に事故(上手く話せないこと)はつきもので、そもそも握手会に慣れてなかった私は3回はその機会がないと難しいと考えた。

なのでその時は公演DVDだったので3000円もするDVDを3枚買って握手会に臨んだのである。

それからは握手会には最低3回は行くということが定番となった。

お互いに会話がそんなに得意でなかったから、3回あれば2回失敗しても1回は大丈夫でしょう、みたいな感じだった。


ただ、推しの子が変わって、SKE48人気が上がり、公演も当たらなくなって握手会しかチャンスがない時期には、その回数が10回、20回と回数が増えて行った。

10回、20回と握手をした別の推しの子は、握手会対応がとても良かったのでそれだけの回数行けたという側面はある。

もうこのくらいになると複数枚買うというのは当たり前となっていて、そもそもCDといった「モノ」にお金を使っているのではなくて、推しと過ごせる「時間」に対してお金を払っている感覚になるので、その点では感覚は麻痺してしまっているのかも知れない。

ただ、これはとても「楽しいこと」であり、一度知ったらやめられないし、楽しくて仕方がない。

少なくとも悪徳商法で必要のないものを高く売りつけられればそれは問題かも知れないが、自分が欲しいと思って買う「時間」が、たまたま「CD」という形のあるわかりやすいものになっているだけの話である。

そういった世界を知りたいのであれば足を踏み入れてみるのも良いかも知れないし、怖いのであれば入らない方が良いとも思う。


●そして最近のこと

私自身は、SKE48というかアイドルの世界を3年ほど離れた後、1年ちょっと前から再びアイドルファンの世界に戻ってきた。

今度はAKB48グループや乃木坂46グループのようなメジャーどころではなく、つりビットという地下アイドルである。

地下アイドルにはその深さの違いもあったりするので、つりビットのことを語ることだけがイコール地下アイドルとは言えない部分も多いが、とにかく経験がそれしかないので、そこはご容赦いただきたく。

きっかけはたまたま有線放送でかかっていた楽曲からではあったが、1年半ほどの在宅期間を経て、いつか見に行きたいと思っていた。

そんな中、たまたまリリースイベントに行ける機会があって、思い切って行ってみたところからストーリーは進展する。

たまたまが重ならなければ行かなかっただろうつりビットの現場に、結局はSKE48時代かそれ以上にはまってしまうことになる。


●必勝パターンはやはり同じ

あとのことは当ブログを最初から見ていただくとわかると思うのだが、端折って書くと、私は最初に誰を推すか決めるためにライブに何度か足を運び、最後は全員握手会に行って、いちばん対応の良かったみーちゃん(長谷川瑞)を推すことにした。

実は認知はたったの1週間で達成してしまった。

その全員握手会でみーちゃんを推すことにして、翌週のリリイベで2ショット写メを撮りに行った。

その写メをプリントして、手紙に同封して事務所に郵送。

翌日もチェキに行って、その1週間後のリリイベであっさり名前認知、顔認知となり、手紙のことも触れてくれるという神対応が待っていたのだ。

当時のブログより…
さすがみーちゃんだなと思うのは、逆にいろいろと予習をしてくれていたこと。
今日が数字の2のポーズで写真を撮ることを覚えていてくれたこと、あとは手紙が届いたこと、あとその手紙に書いたお願いを快く引き受けてくれたこと。
はい、えーとこのブログには書いていなかったけれど、私が推しとの関係構築のためによく「準備」と書いていたのは、手紙を書くことでした。
初写メの時に手紙を送ることを約束して早速送付(送り方は運営に問い合わせて所属事務所に送付)。
とりあえず郵送でもそれなりに早く本人に届くことが確認された。
実は初握手会の時になっちゃんに手紙がどのくらいで届くかを質問していて、イベントで渡せば一両日で届くとの回答を得ていたが、郵送でも1週間程度ということがわかった。
推しとの関係構築において大切なのは、握手の回数でも、チェキの回数でもなく、それらの効果を最大限に高める手紙である、というのが私の持論。
なので、みーちゃんを推すと決めて、写メとチェキに集中的に行って、手紙を書いた。
やったことはたったそれだけだけれど、今日のイベントは前回のそれと全く違っていた。
きっとね、こういう対応ができるのはやっぱりみーちゃんだからなんだと僕は思う。
他の中学生メンバーではこれほどまでには難しいのかなと、勝手ながらそんな気がする。

チェキはそんな感じで終わって、今度は初のチェキへのサイン。
「せいじさんですよね?」と自分より先に言ってくれるとか、みーちゃんさすがに心得てるよね。
良い意味で彼女は立派な釣り師。
これは最上級の褒め言葉と受け取っていただきたいのだが、きっと普段の生活の中でもいろいろ気が遣える子なんだろうなと思ったりもした。
こういう心地良い推し生活をつりビットで楽しみたいならみーちゃんは絶対にオススメ。
もちろん、まめに手紙を書いたり、その他にもやった方が良いことは沢山あるけれど、そうやって楽しい関係が築けるのなら、推し生活は100倍以上に楽しくなるはずである。
上述のSKE48では2ヶ月間かかったことが、たったの1週間で実現してしまうつりビット。

いや、もちろんみーちゃんの神対応もあったと思うけれど、地下アイドルという身近さはアイドルを楽しむにはとても良い距離感ではないかと思う。


●手紙効果はメンバーそれぞれ、その使い方もまたそれぞれ

上記では神対応の話ばかり書いていて、それがあたかも「手紙を書いたから」というように読めてしまうかも知れないが、もちろんこれらには「根本的な距離感の問題(今のAKBグループの規模になったら難しい)」「メンバーの意識や年齢の問題(私の経験上、高校3年生~大学1年生以上が神対応になりやすく、逆に中学生くらいだと期待しづらい)」「メンバー自体の性格や努力のしかた、アイドル適性の有無」などの様々な要素が複雑に絡み合っているので、一概に「手紙を書けばこうなる」というものでもない。

特につりビットにおいては、すぐに推しを決めずに1ヶ月ほど時間をかけて推しを決めてからかかったので、その自分基準によるスクリーニングがあったからこその神対応だったことも否定できない。

でも、手紙がいかに効果的かということを次の2つの事例でお話したい。


○ちゃんあや(聞間彩)とさくちん(安藤咲桜)のこと

みーちゃん推しとしてあっさり認知をもらってしまった自分は、それで飽き足らず、「やっぱりつりビットメンバー全員を推してみたい」と思った。

推すところまでは行かないまでも、5人メンバーがいてたった1人としか仲良くしないのはつまらないと思ったし、全員握手会で推し以外と話すことがない、話さないのももったいないし、よりつりビットを楽しみたいと思ったのでそんな方向性で行くことにした。

その時点で自分自身が最も問題意識を持っていたのが、握手会で全く話せなかったちゃんあやとさくちんのこと。

ちゃんあやとは(割と多くの人が経験していると思われるが)会話が全く上手く行かず、コミュニケーションができない状態が続いていた。

さくちんとも、今では何故そうだったのか考えられないが、何となく苦手意識があったり、こちらの声が聞き取り辛かったりして、こちらもコミュニケーションが取れないことが多かった。

この状況を打破するには、推しに書いているのと同じようなレベルで手紙を書くしかないと思い、実際に書いてみた。

もちろん、二人とも可愛いとは思っていたが、推しという訳でもないので、手紙は最後まで書き出すのに苦労をしたが、とりあえずつりビットを応援してること、いつも緊張して握手会で話せなくて申し訳ないということと、これから少しずつでも楽しく話せるようになりたい、といったことを伝えた。

そして、一度だけ写真集イベントで全員と1枚ずつ撮ったチェキがあったので、それを同封して手紙を送った。

結果どうなったかというと、その手紙が届いた直後の握手会で「お手紙届きました」とちゃんあやからは言ってもらえて、それからは握手会でのぎこちなさはほとんどなくなるほどまでにあっという間になったのだった。

手紙は推しにだけでなく、推しでないメンバーにも有効なことが立証された。

当時のブログより…
そして握手会へ。
今日の一番の課題は握手会だった。
3週間も期間が空いてしまい、前回のアストロワンマンの握手会が消化不良だったのと、手紙書きにリプにメンバーを語るアメブロとかを結構頑張った反面、誰に何を言った書いたが頭の中でごっちゃになって整理できなかったみたいなこともあって、結局その中で1つの話題をどう選ぶかというところでの悩みだった。
テスト当日の暗記勉強のような感じで話題を絞りつつ、目の前にメンバーがいるイメージを描きながらすんなり話題が切り出せるようにシミュレーションとか、初の握手会の時くらいの準備で臨んだ感じだった。

ちゃんあや
今日の元気なパフォーマンスが良かったよという話。手紙が届いてることをちゃんあやから切り出してくれた。このくらいの往復が彼女とは丁度良いかも知れない。これ以下だと寂しいし、これ以上だとそれは推しの領域な気がしたので。

さくちん
昨日のファンミでの釣果について凄かったねぇと切り出す。「でも伊勢海老横取りしてごめんなさい」と可愛い意地悪顔で言ってきたので(みーちゃん推し認識?)、「横取りカードあるのわかってたから、あそこは取りに行くのがお約束だよ~」みたいな話。なんだか、こんなに円滑にさくちんと話ができたのは初めてかも。うん、間違いなく手紙効果。
○さくちん(安藤咲桜)の神対応

さくちんとは実は縁がなくて、その後チェキを撮りに行ったことはあっても(メンバー全員それぞれと撮ることが多かった)、サイン(名入れ)をもらったことは一度もなかった。

手紙も月に1回くらいは書いていたかも知れないが、推しではないので気が向かないと書かなかったし、生誕のプレゼントを含めて、握手会で手紙のことについて触れてくれることはなかった。

でも、手紙は触れてもらうために書くものではなく、「(推しでなくても)ちゃんと見てるからね」という意思表示のものだと思っていたので、2~3ヶ月に1度になっても書き続けてはいた。

そして、あるイベントで急に特別なレギュレーションで写真台紙にサインをもらえるという機会があった。

ここぞとばかりにさくちんのところにサインをもらいに行ったのだが、「実は初サインだし、名前はさすがに名乗らないといけないだろうな」と思ったら、こんな神対応をされてしまった。

当時のブログより…
最後にさくちんのところへ。
そう言えば、さっきのなつもだったけれど、サインしてもらうの初めてだなぁと。
さくちんには台紙にもあったサインの書き順を教わりながら、ゆっくりとした時間が流れる。
そして、サインが初めてだったので名前わかるかなぁと思っていたら、ちゃんと書いてくれたりとか。
そんなさくちんに驚いていると「手紙をもらえると覚えやすいかも知れない」と本人の弁。
いやいや、それもあるのかも知れないけれど、彼女の記憶力とか、恐らくはファンを大切にする気持ちとかがあいまってそうなったのだと思うと、嬉しかったし、逆に言うとこういうことをされると嬉しいというファン心理がよくわかっているとも思ったし、つりビットのさくちん人気の原点を見たような気がした。
手紙は書くこと自体に大きな意義があると思うが、認知のために集中的に書くことも大事だが、関係を保つために推しでなくても気長に書き続けることも大事だと感じた出来事だった。


●このエントリーの最後に

このエントリーは「初めてのアイドル現場の手引書」ということで書き始めたが、結局は「手紙を上手く使いましょう」というだけの内容になってしまった気もする。

しかし、「認知や握手などの接触は自分には縁遠い世界」と諦めている方には「手紙を上手く使えばハードルはかなり下がる」ということだけはわかっていただけたと思う。

私の考え方としては「折角推しとしてきちんと応援するなら認知はないよりあった方が楽しい」と思うし、「アイドルとファンの関係は片方向より双方向の方が絶対に楽しい」と思うので、「この子のことはきちんと応援したい」と思えるアイドルに出会うことができたのなら、私の実践した方法を試していただく価値はあると思っている。

ただ、無理に「推し」を作る必要はないと思うし、「好き」はダメで「推し」が良いみたいなことも絶対ない。

いちばんいけないのは、自分の気持ちもよくわからないまま「流されてしまう」ことであって、一番良いのは「自分がどうしたいかを明確に決めること」なのだと思う。

もちろん、それには「推さない(好きのままでいる)」というスタンスもあって良いと思うし、「推せるだけのアイドルやメンバーを推す」というスタンスがあっても良いと思う。

どのようなスタンスを取ろうとも、何をしようとも、何をしないと決めることも含めて、応援のスタンスは(他のファンやアイドル、運営に迷惑をかけない限り、ルールを守っている限り)人それぞれなのである。

その中で「私はこうやって上手く行ったし、結構楽しかったよ」ということをシェアさせていただいたということである。

手紙の書き方についてはまた別エントリーで書きたいと思う。


初めてのアイドル宛ファンレターの書き方~1~(つりビット経験メイン)

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